第2894回
農民画展をひらきますのでぜひ見に来て
このコラムでも前に紹介したことのある上田尾一憲君の
「こんなに楽しい中国の農民画」(魁星出版、税込2200円)
の出版を記念して、
本日から2月16日(土)まで6日間、12:00〜19:00まで
南青山のギャルリー・ワッツ(※1)で、
上田尾君が取り上げてきた中国農民画の
展覧及び即売会をひらきますので、
興味をお持ちの方はぜひ足を運んでごらんになってあげて下さい。
農民画は印刷物ではありません。
1枚1枚ご本人が手で描いた物です。
油絵や日本画と違うところは、先ず構図ができると、
画用紙を何枚か並べて次々と色づけをして行きます。
評判がよいと、何枚でも手描きでコピーできますので、
同じ物がたくさんできてきます。
と言っても手描きですから、数には自ずから制限はあります。
プロの修行をしたことのない人が
直感と独自の画法ではじめた物ですから、
私たちの常識を超えた表現もあり、
なるほどと感心する所もあります。
一言で言えば、なかなか愛らしいものです。
殊に若い女性には人気があって、
部屋の片隅とか、廊下の飾り物には打ってつけのようです。
額に入ったものを即売もするそうですから、
どうせ高額なものではありませんから、
誰でも手に入れることができます。
ギャルリー・ワッツのアドレスは
〒107-0062 東京都港区南青山5-4-44ラポール南青山#103
TEL/FAX 03-3499-2662なので、
詳細を知りたい方は直接お問い合わせになって下さい。
なお上田尾君ご本人は北京から開催中ずっと東京に来ており、
オープニング当日の夕方5時から
ギャラリーでささやかなパーティーをひらく予定になっています。
北京でずっと懇意にしてきた友人たちは
この機会にぜひお集りになって下さい。
但し、友だちでまだ画集を買わされていない人は
当日、1冊押し売りされる覚悟をして下さい。
※1 ギャルリー・ワッツHP http://www.wa2.jp/ 【詳細地図】
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