中国株、海外起業、海外投資、グルメ、ファッション、邱永漢の読めば読むほどトクするコラム

第3076回
香港で「非居住者のすゝめ」の勉強会

いまは何を言っても株価が大きく動く環境ではありません。
ですから皆さんはテレビと睨めっこで、
精々、オリンピックに出場している
選手たちの応援でもしてあげて下さい。
私はロボットのコンクールには興味がありますが、
スポーツの競技には興味のない人なので、
明日から台湾に出かけ、
クアラルンプールで考察団の皆さんと合流して、
ペナン、バンダルスリブガワン、
コタキナバルととびまわり、
最後に香港で「非居住者のすゝめ」実践篇の勉強会をやります。

「非居住者のすゝめ」とは、
これから一旗あげたいという野心を持った若い人は、
日本国内で働くのを辞めて、
「金庫は香港に置き」、
「アジア中で一番チャンスの多いところで働け」
という意味です。
そんなことができるんですかと頭をかしげる人も多いでしょうが、
それができるかどうかは決心一つです。
国境の壁が取り払われて誰でも
外国に行って仕事のできる時代になったのですから、
法律が壁になっているわけではありません。
そうは言っても実際にあちこち行って見て、
自分でその可能性を確かめて見る必要があります。
私たちのやり方は少しお金のかかる方法ですが、
もっと安上がりにやる方法もあります。
自分で安い航空券を買って
行きたいと思った所に行って見ればいいのです。

私たちの場合は、現地の銀行にも行けば、
証券会社にも行けば、投資対象にもなる
有望な上場会社の社長の話をきいたりもしますので、
やろうと思えば手の届くところにすぐにも進軍ができます。
この頃はこうした催しを発表して2日か3日で
すぐ満席になってしまいますので、
次を待つことになりますが、
次は10月で山東省の超優良企業を
六社訪問する予定になっています。
オリンピックが明けて、いよいよ中国経済の
次の新しい動きがはじまる頃ですから、
とても参考になる旅行になると思います。
次の発表をどうぞ注意深くお待ちになって下さい。
人によっては公式発表のある前から
申込みをする人もありますが。


←前回記事へ

2008年8月11日(月)

次回記事へ→
過去記事へ 中国株 起業 投資情報コラム「ハイハイQさんQさんデス」
ホーム
最新記事へ