中国株、海外起業、海外投資、グルメ、ファッション、邱永漢の読めば読むほどトクするコラム

第3090回
山東省の成長企業6社の見学に行きます

「世界の工場」から卒業して
中国もいよいよ
独自の生きる道を探さなければならない時代になりました。
株を買う人はいくら間違えても会社がつぶれないような
大きな会社の株を選びがちですが、
私は小さくても大きくても、
成長力があって、
毎年、大へんな勢いで利益をあげてくれるのはどんな会社か
という視点に立って、銘柄選びをします。

ですから当ればデカいのですが、
間違えることも時々、起ります。
ゆえに時代が大きく変わる時は自分の物の見方に間違いがないか、
再検討して見る必要があります。
いまちょうどそういう時期にさしかかっていますので、
オリンピックの終わったあと、
そういう会社を続けて6社も見学してまわるプランを建てました。
10月の中国投資考察団は北京から煙台にとんで、
山東省で私がかねてから目をつけていた成長企業を
次々と見てまわります。
不思議なことに、
山東省には成長産業にランクされる企業がズラリと並んでいます。

先ず10月13日(月)に東京と関西から北京に集まり、
翌日、北京から煙台にとびます。
煙台にはワインで有名な張裕ワインがありますが、
もう何回も行きましたので、
今回はリンゴのジュースで大へん売り上げを伸ばしている
安徳利果汁と半島の少し先の威海にある
山東威高という使い捨て医療器具のメーカーの見学に参ります。

煙台には2泊しますが、
その足で招遠市にある金を掘っている招金砿業の本社を訪れます。
金の埋蔵量が中国で第2位、
昨年度は金の相場がよかったせいもあって
増収増益に恵まれましたが、
本年はもっとよい決算になる見込みです。
それに対して株価は高値から半値に下がっていますから、
現場に行って実情の説明を受けてからご自分で判断して下さい。

そのあと晨鳴紙業、山東墨龍、山東羅欣製薬と合計6社を訪問して、
泰山に登り、
19日の日曜日に済南経由で上海に動き、
翌20日、上海で邱友会と合同の勉強会をやって
翌日に日本へ戻る8泊9日の旅行です。
強行軍ですがご参加になりたい方は
大至急お申し込みになって下さい。


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2008年8月25日(月)

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