中国株、海外起業、海外投資、グルメ、ファッション、邱永漢の読めば読むほどトクするコラム

第3095回
上海邱友会に参加される方もご一緒に

投資考察団のお知らせは
普通1回か精々2回ですぐに締め切りになるのに、
今回は何と6回にもわたってしまいました。
一つには中国の成長経済の曲り角にさしかかっていて、
どうしても生産会社の現場を見ておく必要があると
痛感していたからですが、
もう一つには山東省にこれだけ優良会社が集中しており、
こんな機会でもなければ、
まとめて会社見学ができることは滅多にないと思ったからです。

ですからご参加になりたい方は
かなりのハード・スケジュールを
覚悟していただかなければなりませんが、
会社見学の終わったあとは1日丸ごと時間を空けて泰山に登り、
夜は麓の泰安に1泊します。
私は前にも泰山にあがったことがあり、
何ということもありませんが、
中国の北の方には大して高い山がないので、
北京で帝位についた人には珍しかったのでしょう。
「泰山鳴動して鼠一匹」という言葉がありますが、
うんと考えさせられることは泰山よりも
その前に走りまわった山東省の工業地帯にあることは
私がうけあいます。

10月19日(日)には泰安から山東省省都済南に出て
上海にとびます。
20日(月)は
いつものように上海邱友会と合流して勉強会をやりますので、
邱友会にだけ参加されたい方は
別にアジア交流センターにお申し込みになって下さい。
6つの優良企業の見学をしたあとですが、
前回、8月に香港でトップの方に説明会をしていただいた
いまウケに入っている
食品輸入のチャンピオンになりつつある亨泰消費品集団の
上海基地を案内していただくことになっています。
輸出メーカーが向い風なら亨泰は順風で
これから投資家たちの注目を浴びる位置にいますから、
皆さんも一ぺんごらんになっておくといいと思います。
はたして蒙牛や康師傅の株価の後を
追うことになるかどうかはわかりませんが、
旺旺とならんで国内食品ブームの一角を占めることは
最近の香港のジャーナリズムでも
よくとりあげられるようになっています。


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2008年8月30日(土)

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