中国株、海外起業、海外投資、グルメ、ファッション、邱永漢の読めば読むほどトクするコラム

第3322回
人当たりがよくてちゃんと挨拶のできる人

私のいまの秘書がそのまま勤め続けるとしても
次にその席をつぐ補助席があります。
私もだんだん年をとって、
3日に一度飛行機に乗るために、
北京や上海の新しい飛行場を
1人で歩くのが臆却になってきました。
私が1人で飛行機に乗るのを見て
「お1人ですか」とよく言葉をかけられるようになりました。
私よりずっと若い社長さんたちでも少々偉くなると
お供がちゃんとついてまわっています。
そうした若い社長さんが見かねて
私を飛行場を出て迎えの車に乗るまで見送ってくれるので、
もうそう長くは1人歩きはできないなと
自覚するようになったのです。

いまの私の秘書は中国語を日本語と同じくらい喋れます。
アメリカにも留学したことがありますから、
飛行場のアナウンスくらいはわかります。
その代役をするとすれば、
先ず中国語くらいは勉強していないとつとまりません。
私のところに中国で仕事をしたいと言って
履歴書を送ってくる人が結構たくさんいますが、
やったこともない仕事を外国に行ってやるのに
片言の中国語くらい喋れないで、
何をやる積りでしょうか。
ですから私の秘書がつとまるためには
北京か上海に留学したことがあって
片言でも中国語がわかっている必要があると思います。

次に、第一印象がよくて、
人当りがよくて、
礼儀正しくちゃんと挨拶ができることが秘書としての條件です。
私は学歴を問いませんが、
最近、中国では大卒でないと
長期滞在のビザをくれなくなりましたので、
駅弁大学でもかまいません、大学出であること。
年齢は30才前後まで。
また身長は170センチ、体重は60キロ前後と条件をつけたら、
「身長は179センチ、体重は70キロ」ですが、
体重の方は調整できます」と身上書に書いてきた人がありました。
私を威圧しないような風貌であってほしいというほどの意味です。

希望者は履歴書に写真を添付、
身上書と合わせてアジア交流センターに申し込んで下さい。
面接は東京だけでなく、北京、上海でも行います。


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2009年4月14日(火)

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