中国株、海外起業、海外投資、グルメ、ファッション、邱永漢の読めば読むほどトクするコラム

第3779回
インドネシアと香港の旅行に行きましょう

少し前に発表しましたが、8月の投資考察団は
8月10日(火)から19日(木)までの9泊10日のスケジュールで、
成田と関空から出発して先ず広州で落ち合い、
インドネシアのジャカルタからはじまって、
スマトラのメダン、バリ島のデンパサールと
6日間かけて一まわりします。

アメリカの投資のプロは
BRICsという分け方からもおわかりのように
自分たちに近いブラジルが真先に目につくようですが、
私なら先ず中国から名乗りをあげて、
次にベトナム、そして、インドネシアと続けます。
領土の広いことでも、人口の多いことでも、
インドネシアはブラジルやロシアに負けないし、
未開発の資源に恵まれている点でも
引けをとらない位置にいるからです。
ブラジルに行ってきたばかりだけに、
インドネシアに行かないと心理的にバランスがとれないのです。

バリ島からの帰りはジャカルタ経由で一先ず広州に帰り、
香港に出る前に中山市によって、
いま私が有望銘柄として注目している
亨泰の華南基地の見学に行きます。
この世界的な不況の中で、この6月の決算の利益が
去年の倍増になることが予想されているので、
その秘密はどこにあるかを自分たちの目で確かめるためです。

そのあと二晩、香港でマンダリン・オリエンタルに宿泊し、
福臨門で香港邱友会との合同勉強会をやるのは、
何度も言っているように
「金庫を香港において」
「アジアで最も有利なところに投資する」のが
グローバル化時代の最も合理的な石の打ち方であり、
そうした環境に少しでも慣れてもらう
きっかけになればと思うからです。

インドネシアは遠いと思って億劫がってはいけません。
この次はアフリカにも行く積りですが、
インドネシアはアフリカやブラジルよりはうんと近いのです。
まだ2、3席空席がありますので、
夏休みに時間のとれる方はぜひ参加して下さい。
時間とお金の無駄だったなんてことは先ずないのが
私たちの投資考察旅行なんです。


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2010年7月15日(木)

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