中国株、海外起業、海外投資、グルメ、ファッション、邱永漢の読めば読むほどトクするコラム

第4045回
次の考察団は資源株重視の勉強会です

大地震による津波で東北から関東までの海岸地帯が
大へんな災害を蒙り、
多数の死者と行方不明者を出した上に、
辛うじて生き残った何十万人もの人が家を失い、
住みなれた故郷を離れて、
避難先で一時しのぎの不自由な生活を強いられています。
いずれ大半の人が住みなれた生まれ故郷に戻って
もう1度はじめからやりなおすことになるのでしょうが、
次の時代をどう生きるかについては志のある人にとっては
故郷を離れて新しい可能性に挑戦する
またとないチャンスと考えていいと思います。

これは転換期にさしかかった日本の国で、
次の時代をどう生きるか真剣に考えている人と
新しく事業を展開する必要を痛感している企業にとっても
真面目に取り組むべき問題ではないでしょうか。
「一番悪い時が一番のチャンス」と私は本にも書いていますが、
いままさにそういう時期に直面しているのです。
そう言った意味で、次の仕事は津波で流された家の建て直しだ
と考える人もあれば、
ちょうどいい機会だから出直しは
この次経済の発展する所に移ってやるべきだ
と考える人があっていいのではないでしょうか。

私たち投資考察団のメンバーは
いつも新しいチャンスを求めて世界中を動きまわっていますので、
次の視察団は6月12日に先ず成田と関空から一旦北京にとんで、
その翌日ウルムチに行きます。
ウルムチはチベットについでごたごたのあるところですが、
心配していません。
私はいままでに2回行っています。
今回、何のために行くかというと、
ニッケルと銅を採掘している新疆新鑫鉱業の現地を見学するためです。
15日にウルムチから鄭州にとんで、
洛陽モリブデンというモリブデンと
タングステンの採掘をしている企業の見学をするためです。
ついでに嵩山にあるかの有名な少林寺を訪れて
少林寺拳法の現場を見せていただき、
19日に洛陽から上海にとんで
20日に上海邱友会と合同の勉強会をやります。
ご参加になりたい方は
早目に交流センターにお申し込みになって下さい。
なぜこういうコースを組んだかについては
明日のこの欄をごらんになって下さい。


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2011年4月7日(木)

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