元週刊ポスト編集長・関根進さんの
読んだら生きる勇気がわいてくる「健康患者学」のすすめ

第424回
投資のキーワードは「若返り」

拙著「騙されない! 中国株7つの法則」では、
香港H株を中心とした35銘柄の
インフラ銘柄、ブランド銘柄を検討し推奨しましたが、
殆どが的中というか、倍騰しました。
あなたはどうでしたか?

たとえば、10月の時点では、
軒並み1.5倍から2倍近い急騰です。
● 中国石油(ペトロチャイナ0857)=1.6HKD→2.85HKD
● 浙江高速(0576)=2.6HKD→4.8HKD
● 華能国際電力(0902)=6.8HKD→12.0HKD
● 北京大唐発電(0991)=2.6HKD→5.0HKD
 ※ HDK=香港ドル。1HDK=約15円。

僕が数年前からインフラ銘柄として狙っていた、
中国第2位の鉄鋼メーカーの
『鞍鋼スチール』(0347)などは、
1.2HKDとずーっと低迷していたのに、
3.15HKDと3倍近く急騰。
レッドチップの新鋭自動車株・
ブリリアンスチャイナも2倍近い伸びを見せました。

もちろん、SARSで
こてんぱんに痛めつけられた銘柄もあります。
東方航空(0670)などは、
0.7HKDと急落したのですが、
しかし、その後は1.2HKDと株価を戻し、
次なる「ピンチはチャンス」銘柄となることでしょう。

まさに今回も、目先の風評や
SARS騒動に騙されることなく、
中国の長期成長経済を睨んで、
先発制人で「財養生」に励んだ人が笑うということになりますね。
これは拙著にも触れましたが、
人民元の切り上げ思惑とも微妙にからんだ動きです。
命もお金も「アンチエージング」(若返り)が
これからのキーワードです。

まさに人生、ピンチこそチャンスです。
もちろん、このサイトの読者なら、
上手く儲けた人がたくさんいるでしょう。
さらに若いお金を掴みたい人は
いま週刊誌がバカ騒ぎしているような、
「年金不安」記事を読み漁り、
こせこせと気分を落ち込ませてはなりません。
このHIQのコラムをしっかり読んで、
人生後半生の財養生に励むことをお奨めします。

中国株についても、邱永漢先生のコラムはもちろんのこと、
東洋証券の深堀敬三マネージャーや、
小泉鉄造さんのコーナーが詳しいのでそちらをどうぞ。
ぐんぐん元気が出るはずです。


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2003年10月25日(土)

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