元週刊ポスト編集長・関根進さんの
読んだら生きる勇気がわいてくる「健康患者学」のすすめ

第440回
ガンの「自律神経免疫療法」とは

「自律神経と白血球の働きを知って、
生き方を変えればガンも恐れるに足りません」
という免疫学の権威・安保徹教授の
講演会の模様を紹介しましょう。
安保教授は著書でも書いていますが、
ずばり「ガンを治す究極の4か条」を上げておりました。

1.まず、ストレスを抱え込む悩みや生活から脱却すること

2.ガンは免疫力を上げれば治るから、
  ガンに対するいっさいの恐怖から逃れること

3.抗ガン剤などの体力を消耗する治療を受けないこと、
  続けないこと

4.玄米、笑いなど積極的に免疫機能を高める治療をおこなうこと

この四つのガイドラインにきちんとしたがって、
治療に取り組めば、ガンは治癒に向かうというのです。

安保理論は、結論からいえば
「ガンは免疫力を上げれば自然退縮する」
ということとなりますが、それはなぜか?
まず、その謎を解くには
「人間の精神世界、つまり思考の世界を
支配下におく自律神経には、
二つの働きがあることを知っておこう」と説きます。

「自律神経の一つはストレス(興奮)をもたらす『交感神経』、
もう一つはリラックス(落着き)をもたらす『副交感神経』。
交換神経はエネルギーを放出し、やる気を起させる。
副交感神経はリラックスしたエネルギーを溜める。
交換神経はアドレナリンもしくは
ノルアドレナリンを分泌して興奮させ、
副交感神経はアセチルコリン、プロスタグランディンを出して
気分をおだやかにする。
しかし、交換神経が働きすぎると、
血圧が上がり、疲労してイライラと不安や肩こりを起す。
頑張りすぎて過労死となります。
また、副交感神経が働きすぎると
血管が開いて、気持ちが穏やかになりますが、
これが働く過ぎるとクヨクヨと無気力になる。
どちらも働きが行きすぎると健康を害し、
生活に破綻を起すのです」

どうです? 
あなたのイライラとクヨクヨといった
気分や精神世界の謎がわかりましたか?


←前回記事へ 2003年11月10日(月) 次回記事へ→
過去記事へ 中国株 起業 投資情報コラム「ハイハイQさんQさんデス」
ホーム
最新記事へ