元週刊ポスト編集長・関根進さんの
読んだら生きる勇気がわいてくる「健康患者学」のすすめ

第451回
僕は何度もピンチを脱出しました

今年は年末になっても
妙に生温かい日が続いたり、異常気象が続きます。
こうした季節の変調時期には、
ガンの患者ならずとも体調が崩れ、
いわゆる「ヘンチョ―」に悩まされます。
僕もこの5年間、幸いなことに検査では
再発や転移とは出ませんでしたが、
すべてが順調に過ごしていたわけではありません。
いろいろなピンチもありました。
とくに厳寒の季節や梅雨時は要注意です。

ガン病棟から退院直後、
放射線腔内照射(ラルストロン)の副作用で、
背中に被曝帯が走ったときには、
天仙液の王振国医師や
SODの土佐清水病院の丹羽鞍負医師の処方でクリアしました。

また、闘病1年目も冬には、
食道ガンにまた腫瘍が取り付き
スワッ! これは再発かと慌てふためいたのですが、
帯津良一医師の処方した漢方煎じ薬で事無きを得ました。
冬の鍋物が美味しくて、
熱い豆腐や魚をパクパク食べたのが祟って、
放射線で爛れた患部がまたぞろ膨れ上がったようなのです。
幸いにも細胞診でもガンは見つかりませんでしたが、
あやうく再発の危機にみまわれるところでした。

また4年目を迎えてホッとしている頃、
こんどは頭痛が激しく、頭に水が溜まって、
脂の塊が頭全面に噴出しました。
これは脳に転移したのではないかと心配したのですが、
レントゲンやCT検査でもその気配はなく、
硬膜下水腫だろうと診断されたのですが、
どうも頭痛が治らないので心配になって、
マクロビオティックの食養指導者の
山村慎一郎さんに相談したところ、
梅エキスを飲む事、
さらに里芋湿布を尾低骨に毎日4時間当てるように
とアドバイスを受けました。

半信半疑でお尻に里芋の粉とショウガの粉を硬練りして、
ガーゼで包んで三日三晩、お尻に当てたのですね。
このおかしな話は、
まえに書いて仲間から大笑いされたのですが、
なんと不思議!
3日後に、両太股の裏に赤い吹き出物がたくさん出て、
頭の痛みがス―ッと消えたのです。


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