元週刊ポスト編集長・関根進さんの
読んだら生きる勇気がわいてくる「健康患者学」のすすめ

第562回
「養生は爆発だ!」

「よい医療を実現するには
 医師から看護婦、いや患者さんを含めて
 ひとりひとりが
 それぞれの持ち場で努力をして
 自分たちの周囲の場のエネルギーを
 高めるようにしないといけません」

これは、僕の主治医で、
ホリスティック(全人的な)医療の権威である
帯津良一博士の持論ですが、
今年から、とうとう、
「帯津三敬塾クリニック」
という新しい診療所を
池袋のメトロポリタンホテルの中に開設した――
この話は前にも書きました。

新しい診療所では、
これまでの西洋医学の処方の範疇にとらわれない、
広い範囲の代替療法を施すそうです。
とくに近代医学では無視された、
ホメオパシーや気功、太極拳、
漢方薬などを取り入れる統合医療ですから、
手術、抗ガン剤、放射線といった
大学病院の治療に行き詰まりを感じて
悩んでいる患者にとっては
まさに朗報だと僕は思います。

冒頭にあげましたように、
帯津医師は、治療の方法ばかりでなく、
治す側、治される側が
気持ちを1つにして、
生きる意欲、生きる楽しみ、
生きる勇気を高める「場」
――これを診療所にするのだと考えているわけですから、
まさに患者本位の治療がここを起点にして
いよいよ本格化するのではないか?
スローヘルスを願って闘ってきた
ひとりの患者としても大いに期待しているわけです。

そして、先日、その帯津医師から
「養生は爆発だ!」(ビジネス社)という近著が
送られてきました。
「人間は心がときめくとに生命力が爆発するのです」
という力強いメッセージの詰った本ですから、
ぜひ皆さんにもお奨めします。


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