元週刊ポスト編集長・関根進さんの
読んだら生きる勇気がわいてくる「健康患者学」のすすめ

第703回
なぜヒマラヤに「養生気」があるのか?

まえに、中国・パキスタン国境・
海抜5000メートルの
フンジャラブ峠までバス旅行に行って、
ヒマラヤ山系の雄大な自然の英気を浴びてきた・・・
こんな顛末記を書きました

5000万年前、
インド亜大陸が、ユーラシア大陸に激突して、
海底を押し上げ、褶曲山脈を作ったのが、
世界の屋根といわれるヒマラヤですから、
たしかに、その大気エネルギーと磁場エネルギー
とてもとても大都会の喧騒の中では味わえない
すがすがしさを秘めておりました。

いくら気功が健康によいといっても、
大気汚染、電磁波汚染の充満した
大都会の喧騒の中で無意味でしょう。
もちろん、屎尿と消毒液の充満した
ガン病棟に長居をするより、
ヒマラヤは数倍、いや数百倍の
命のエネルギーを与えてくれます。

土屋繁裕医師との新刊共著
「医者と患者でつくった ガン治療入門」でも書きましたが、
もし、ガンと宣告されても、
ただメスと抗ガン剤にすがるという視野の狭い考え方ではなく、
己の体を「自然に戻す」
「自然治癒力を呼び起こす」――
こうしたよりホリスティック(全体的)養生法を
早く発見することが、
納得できる延命、救命の近道だと思います。

というわけで、僕たち夫婦は機会があれば、
チベット、ネパール、パキスタン、雲南省と
ヒマラヤの麓を散策し、
地球自然のパワーにわが身を浸すようにしております。

なぜ「ヒマラヤがガン養生によいのか?」
もちろん、いくらヒマラヤの高原がすがすがしいといっても、
大気中の酸素量が少ないので、
激しく動くと高山病のような病気をもたらしますが、
深呼吸やダイアモクスといった薬を上手くつかって避ければ、
じつに快適な大気を胸いっぱいすいこむことができるからです。

よく、高原や海辺にはマイナスイオンが多く、
体内の新陳代謝をよくするといわれますが、
ガンばかりか、大気汚染などが起こす、
気管支ぜんそく,アレルギー病などや、
慢性気味のめまい,頭痛,肩こり,吐き気,
イライラ,不眠といった不快な症状も
改善してくれることは間違いありません。

抜けるような青空、エメラルブルーの湖、
そして氷河から流れる滝のせせらぎの音・・・
とくに岩に水流が激しくぶつかり、
微細な水滴が飛び散るときに、
その水滴がプラスに、
まわりの空気がマイナスに帯電することが知られております。
その結果マイナスイオンの多い環境が
作り出されているわけです。


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