元週刊ポスト編集長・関根進さんの
読んだら生きる勇気がわいてくる「健康患者学」のすすめ

第706回
台湾の北投温泉もお奨めです

風・水から良い気のエネルギーを貰う、
マイナスイオンをたっぷり浴びる、
そのためには温泉めぐりが最高の養生だと
申し上げてきましたが、
中国古来の「風水学」でも、
よい温泉地には
「木火土金水」(五行)という
五つの生命生成のエネルギーが兼ね備わっているから、
自分にあった温泉を選べば、
健康にもなり、運命も好転すると説いているようです。

風水理論を信じるか信じないかは自由ですが、
いまでも名勝といわれる温泉地は、
山の懐に抱かれ、滝や河のせせらぎが、
気のめぐりをよくする
マイナスイオンの充満した最適地だといわれておりますから、
まったくデタラメと無視するわけにもいかないのです。

というわけで、僕たち夫婦は、
パキスタン〜中国のハードな旅の疲れを癒す間もなく、
こんどは真夏の暑い最中、台湾に飛びました。
そこには日本の玉川温泉と同じ、
ラジウム泉の北投(ぺいとう)温泉があるからです。

ガン病棟を退院して1年ほどたったころ、
「ガンは温泉養生に限るぞ」といって、
秋田の玉川温泉に連れて行ってくれたのは、
ジャーナリズムの先輩で
知性アイデアセンターの
小石原昭さんですが、
「玉川温泉の北投石の発する、
 ラジウムという微量放射線が
 細胞組織の再生作用を高めるらしいんだ」というのです。

この玉川温泉の薬石は
1898年に発見されたのですが、
やがて1906年、台湾の北投温泉の石と
同じ成分であることがわかり、
北投石としていまでは天然記念物になっております。

養生のためには貪欲な僕たち夫婦が、
その次の年の冬、
台湾の北投温泉に出向いたことは
いうまでもありません。
ですから、2度目の
台湾温泉養生紀行となったわけですが、
こんどは台湾の「風水学」に詳しい、
友人が案内してくれるというので、
興味津々で出かけたわけです。


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