元週刊ポスト編集長・関根進さんの
読んだら生きる勇気がわいてくる「健康患者学」のすすめ

第1225回
「いのちの手帖」を創刊する理由

スローヘルス研究会から、
季刊「いのちの手帖」を創刊するために
いま鋭意、編集準備中ですが、(3月1日発行)
スローヘルスとは
「しなやか健康法」「ゆったり処世法」を
大事に考えたいという意味の
「いのちのキーワード」です。

スローヘルス研究会は、
日々のQOL(命の質)を高め、
より賢くいのちを掴むために、
手術・抗ガン剤・放射線といった
西洋医学の通常医療だけでなく、
代替医療、中国医学、食事療法、呼吸療法、
心身療法、ホメオパシーといった
非通常医療も幅広く組み合わせ、
全人間的な(ホリスティックな)養生法、
患者にやさしい健康法を
研修、提唱、普及することを目的としています。

ですから、この雑誌には、
毎号、帯津良一博士をはじめ、
先駆的なホリスティック医学を実践している
医師のみなさんから、
西洋医学の限界を超える
最新の「人間らしい」医学情報が掲載されますから、
患者さんだけでなく、
家族の方、医療関係者もぜひ参加してください。

いま、多くの大学病院の医師たちは、
手術法や抗ガン剤の投与法については
大学で習っておりますが、
心身の自然治癒力を重視する
ホメオパシーのような代替療法、
人間の心身全体のつながりを見る
中国医学のような伝統療法については、
「エビデンスの低い療法だ」と馬鹿にして、
勉強していませんから、
とくに情報収集に長けてきた
多くのガン患者の疑問・質問にも答えられない。
いや、手術、抗ガン剤では手に負えなくなると
「あなたは余命半年です」などと、
とんでもない診断を平気で下しているのが現状です。

このコラムでも何度も書いてきましたが、
ガンは、切り傷や感染症とは違う体質病ですから、
ただ、切ったり、叩いたりする
局部切除療法だけでは治らないのです。

ちなみに、スローヘルス研究会の常連メンバーで、
自ら、率先して前立腺ガンの
ブラキセラピー療法を受けて、
元気で仕事を続けている
翻訳家の藤野邦夫さんなどは、
いまは、岡山大学はじめ、
各地の医学部に招かれて、
海外のホリスティック医学について、
最新情報の講演をしております。

もはや「大学病院の教授は神様」などと
ふんぞり返っていられない時代なのです。
より、人間のいのちを丸ごと診る、
「ホリスティック医学」の普及が、
患者のサイドから期待されている――、
医療後進国の日本ですが、
きっと、こうした
スローヘルス医療の時代が来るはずだ
と信じて「いのちの手帖」を
創刊することに決めたわけです。

ですから、多くの新聞やテレビ、
雑誌では、タブー視されて掲載されない、
代替医療、中国医学、食事療法、呼吸療法、
心身療法、ホメオパシーといった
非通常医療も幅広く取り上げるつもりです。
小さな小さな雑誌ですが、
ぜひ、ご期待のうえ、応援してください。


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2006年1月3日(火)

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