元週刊ポスト編集長・関根進さんの
読んだら生きる勇気がわいてくる「健康患者学」のすすめ

第1992回
「前立腺ガン・切らず」に元気の秘密

現在の日本では、相変わらず
「前立腺ガン」による死者がふえつづけており、
2020年には男性のガン死亡率一位の
肺ガンにせまるといわれています。

スローヘルス研究会のメンバーに、
この前立腺ガンを最新「ブラキセラピー療法」という
放射線治療法で治療して4年、
血液検査によるマーカー値も正常が続き、
元気に過ごしている、翻訳家の藤野邦夫さんがいます。

藤野さんは、医療書はもちろん、物理学や生物学などの
難しい本も翻訳している関係で、
最新の医療情報に詳しかったことによってブラキセラピーを知り、
「たった3日の入院」で、いのちを掴んだ人です。
藤野さんは、自らの体験はもとより、
米国の最新情報を収集して、
「前立腺ガン・ブラキセラピー療法」の翻訳書を出し、
また「いのちの手帖」にもコラムを書いておられ、
これについては、
以下のように、このコラムでも紹介してきました。

●第1871回
ブラキセラピー療法は3泊の入院――「いのちの手帖」第3号。
「頭頸部腫瘍、肺ガン、肝臓ガン・・・
『ノバリス』ほか最新・放射線治療」

●第1658回
ガンの最新放射線療法――「いのちの手帖」第4号。
「最前線医学情報=
急増する前立腺ガン、子宮頸ガン、食道ガン・・・
10年治癒率で優れているブラキセラピー療法」

「世界では毎年、6万人以上の前立腺ガンの患者が
ブラキセラピーの治療を受けているそうですが、
この治療法のメリットは、
治療時間が3〜5時間もかかる手術にくらべて、
出血もなく1時間半前後で終わることでしょう」と
藤野さんは述べていますが、
ガンは治療の選択を慎重に考え、行動に移すことが第一で、
ただ病院のいいなりになって、
惨い手術に身をさらすことが、
賢明な選択ではないということです。
そして、退院後は、前回紹介した帯津良一医師の
「大養生」のすすめの通り、
身・魂・心の人間丸ごとの生命エネルギーを高めるような
食養生や呼吸法など、日々の養生の積み重ねが
「ガン延命」のヒケツでしょう。
よく、病院に行くと、決まって主治医が
「ガンは手術すれば完治します」といいますが、
これは対処療法にすぎません。
退院後の養生を怠れば、たちまち再発転移の危機に見舞われて、
あっという間にいのちを落とすケースもあるわけです。

ちなみに、たった3日の入院という、
ブラキセラピー療法で前立腺ガンを退けた藤野さんが、
元気に4年過ごしているには、
どんな養生法を取り入れているのか?
と、気になっていたのですが、
先日、実に、世界の医療情報、健康情報に詳しい
藤野さんらしいメールが届いたのです。

僕もガン延命10年目、養生法はいろいろ試していますが、
長く続けてきたのが、漢方薬の常用と
マクロビオティック玄米菜食法の徹底励行でした。

さて、藤野さんが奥さんともども励行している
食養生法は、トマト、キャベツ、ニンジン、
セロリ、ブロッコリーなどの
「温熱野菜スープ」のようなのです。


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2008年2月9日(土)

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