礼儀正しい人が出世します-西出 博子

西出博子さんが伝える一目置かれるマナー術

第20回
心からの言葉

拙著「やさしく使える敬語の基本」(西東社)のプレゼントに
多くの皆さまからのお便りとお申し込みを頂戴しました。
ご多忙の中、皆さまからのご連絡、
本当にありがとうございました。

皆さまからのeメールを1通、1通、
弊社スタッフと共に拝読させていただきました。
そして私が感じたことは、
「皆さまのお気持ちにお応えしたい」という想い=心でした。
そこで、今回に限り、
応募下さった皆さま全員に本をお贈りすることにいたしました。

私は『3つのこ』を大変重んじています。
こころがあれば、それを言葉にし、行動にする。
そうすることによって、自分の心、気持ちが相手に伝わる、
ということです。

本連載もおかげさまで20回目を迎えました。
マナーをテーマにしている連載です。
マナーとは、相手の立場にたつことによって、
お互いがハッピーになること。
そうです。私はマナーとは、
お互いがハッピーに愛であると伝えています。
そうなるためには、相手に対する思いやりの気持ちがとても大切。
相手を思いやるからこそ、
言葉遣いも相手が傷つかないような言い方にしよう、
と私たちは気をつけるものです。

今回の本の応募メールに書いてある
皆さまからのメッセージを拝見し、
私が大変感動したことは、
40代、50代、60代、70代の男性の方々が、
大変素直にマナーと向き合って下さっていることです。
そして、私はある男性からのメッセージに感動し、
大泣きをしてしまいました。
そのメッセージとは、

「がんばれ!!!!応援しているよ!!!!!!」

このシンプルなメッセージから、
私はこの方が心底そう思って下さっている気持ちが
eメールの画面から文字として伝わってまいりました。
だからこそ、私の心に響き、感動し、涙したのだと思います。
本当に嬉しかったです。
ありがとうございます。

このように、eメールが画面から、文字から、
その人の本心が伝わるもの。
それだけ、気持ちを込めて文字にするのか?
これも相手を感動させ、
ハッピーにさせるマナーの秘策といえるでしょう。

 

本日の宿題

あなたの心からの気持ちある言葉で、
人を感動させましょう。


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2008年12月4日(木)

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