礼儀正しい人が出世します-西出 博子

西出博子さんが伝える一目置かれるマナー術

第25回
お箸の扱い方 年末マナー(2)

本日、日本テレビの「スッキリ!」という番組にて、
9時前後に放送予定のコーナーに生出演します。
年末年始のマナーについてお話をする予定ですので、
お時間のある方はぜひ、ご覧になって下さいね。

さて、前回は「おしぼり」のマナーについてお話しました。
おしぼりの本来の意味を覚えていらっしゃいますか?
おしぼりは、手を拭くものです。
従って、汚したテーブルを拭いたりするのもタブーです。

以前、ある企業のテレビコマーシャルで
マナーの形を伝えていたものがありました。
皆さんもご記憶にあると思いますが、
たとえば割り箸の割り方です。

皆さんは日頃、どのように割っていらっしゃいますか?

1. 真横に割る
2. 上下に割る

正解は、2の上下に割る、です。
なぜ、真横に割ってはいけないのでしょうか?

それは、隣にいる人に迷惑をかけるからです。
勢いあまって、思わず隣の人を
お箸で傷つけるような危険を未然に防ぐためです。

マナーとは、相手を思いやる、相手に対する配慮でした。
だからこそ、ひとつひとつに所作に、
マナーがあるとそれを“美しい”と人は感じるのでしょう。

また、お箸で食べ物を口に運ぶときに、
食べ物をこぼさないように片方の手を添える人がいます。

これは『手皿』といってNGな行為です。
手皿ではなく、小皿をもって対処しましょう。
もしも小皿がないときは、懐紙をお皿代わりにします。
懐紙を携帯するのも和のエレガントさを感じさせますね。

本日の宿題

割り箸を割るときは、
周囲の人のことを考えて上下に。


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2008年12月16日(火)

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