礼儀正しい人が出世します-西出 博子

西出博子さんが伝える一目置かれるマナー術

第30回
イメージ力と感謝

◆編集部よりお知らせ
フジテレビ『女子アナスペシャル!』
(タイトル仮)<1月12日(月) 19:00-OA>に、
各界のカリスマ紹介の中で、
マナーのカリスマとして西出博子さんが出演します。
お時間のある方は、ぜひともご覧下さると幸いです。

 
「仕事が広がればいいなぁ。。。」
皆さんはそう思ったことはございますか?

前回のコラムのとおり、
原点からそれに関係することが広がることは、
人生をよりいっそう愉しくさせてくれます。
それは、静かな湖畔に一石を投じた結果、
消えない波紋として徐々に大きな輪が広がる。。。
そんな光景をイメージします。
仕事において、
『想像力』『イメージ力』はとても大切なことです。

このときに、
その湖面に感謝すべき人々の顔を思い浮かべましょう。
私たちは多くの人々のおかけで、『今』があります。
感謝すべき人は、自分にプラスをもたらしてくれた人のみならず、
マイナスをもたらした人にも感謝しましょう。
そのマイナスな現象から、私たちは何かを学んだはずです。
学ばせていただけるということは、本当に有り難いことです。
だから、すべてに感謝なのです。

さて、1月11日は鏡開きです。
鏡開きとは、年神様にお供えしていた鏡餅を下げて、
お汁粉やぜんざいにしていただく行事で、
1年の息災を祈ります。
鏡餅には神様が宿っているといわれていることから、
餅を「切る」と言わず、「開く」と言います。
また、刃物では切らず、木槌などで叩いて開きます。
神様と縁を切らない、という気持ちの表れでもあります。

また、鏡餅は神様からの贈り物。
従って、砕けた断片も残さずいただくことも大切。
いただく時は「神様、いただきます」
と挨拶をしてからいただくと、よいいっそう、
一年がハッピーになることでしょう。

人にも物にも食にも、礼を尽くして感謝をしましょう。

 

本日の宿題

心静かに目を閉じて、
自分に関わる人々の顔を思い浮かべて、
感謝の気持ちを持ちましょう。


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