礼儀正しい人が出世します-西出 博子

西出博子さんが伝える一目置かれるマナー術

第41
品格があるか否か

2月4日は『立春』でした。
これは、二十四節気の最初の節です。

八十八夜や二百十日などはこの立春の日から数えます。
冬と春の変わり目『節分』の翌日が立春。
寒さが明けて春になる春の初日です。
まだまだ寒さは厳しいですが、春のスタートを意味します。
皆さんは昨日、どのようなスタートをなさいましたか?

さて、一般的に出世をなさっている、
と思われる方々とお目にかからせていただくたびに、
大きく2つのタイプの人がいることに気がつきます。

それは、“品格があるか否か”です。

“品格”の要素はそれぞれです。
外見の身だしなみ、表情、姿勢、歩き方、座り方、
話の聴き方などから感じるものもあれば、
話の内容や考え方などの内面から感じることもあります。

私が過去に出会った方々で感じたことは、
どんなに高級なスーツを着て、おしゃれな装いをしていても、
自分の自慢話と他人の悪口、
批評批判をする人には、好感をもてません。

たとえば、ある会社のA社長が、
競合他社のB社長を褒めていらっしゃると、
A社長の器の広さを感じます。
その逆だと、、、皆さんもおわかりですね。

品格を出すためには、マナーは必須です。
それは、繰り返しますが、マナーとは相手の立場にたち、
相手にプラスの感情を持ってもらうために、
自分がどのような発言をし、
どのような行動をするのかを心得ることができるからです。

誰でも悪口や批評批判をされるのは良い気分にならないでしょう。
それを心得ていれば、品格のある発言となり、
行動もそれが伴うはずです。

また、自慢話をする人は、心が寂しい人である、
ということを暴露しているようなものです。
節分を終え、立春を迎えた今、
もう一度、本年の自分の生き方の方向性を
確立させてみてはいかがでしょうか?

 

本日の宿題

己を振り返り、自分の品格度をチェックしてみましょう。


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