礼儀正しい人が出世します-西出 博子

西出博子さんが伝える一目置かれるマナー術

第40回
物と心を磨く

如月になりました。

この意味は、寒さで「さらに衣を重ねて着る」月
という意味があります。
また、この時期は、寒さとは裏腹に日が徐々にのびることから
『光の春』とも呼ばれることもあります。
この他に『梅見月』『雪消月』などとも言われます。

さて、34回から35回にて、
マナーを知らない子どもや若者に対して、
大人達がどのような対応をとれば良いのか?
という問いかけをさせていただきました。

今後の社会を担う“今”の子ども達や
若者たちに対する責任として、
人生の先輩である大人たちが、
マナーを伝えて差し上げることが一番だと思います。

本コラムのタイトルのとおり、
出世をなさっている人は、
礼儀正しいコミュニケーションをとることができます。

礼儀はなぜ必要なのでしょうか?
それは、人とコミュニケーションをとる際に、
相手を不快にさせず、相手に受け入れてもらい、
好かれ、評価をされるためです。

マナーの基本5原則の中の“身だしなみ”。
要するに外見。
私はあまり外見は気にしないタイプですが、
自分のことを人様に認めてもらったり、
評価をいただく土台に、“身だしなみ”は重要な要素です。

身だしなみのポイントは、清潔感が第一ですが、
出世なさる方はそれだけにとらわれず、
年相応の品格と高級感を醸し出す自己演出も必要です。

人様からの『信用や信頼』はお金で買えるものではありませんが、
自分を高める要素ととして、自己投資は大切なこと。
その中のひとつに身だしなみにお金をかける必要はあるでしょう。

特に、時計と靴は重要です。
そして、これらを自分で日々磨くこと。
人様には見えないところで、物や人を大切にし、
さらには自分の物や心を磨き続ける人こそが、
出世をなさる第一条件です。

本日の宿題

一日の終わりに時計と靴を磨きながら
「本日もありがとう」とお礼を言いましょう。


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