礼儀正しい人が出世します-西出 博子

西出博子さんが伝える一目置かれるマナー術

第68回
第一印象アップは先手の挨拶で

現在、私は九州の宮崎県にいます。
先週より日光、奥日光、
そして週末はNHKの某番組収録のため、名古屋へ入り、
その後、西へ西へと移動し、
明日の某企業新入社員研修先の宮崎県に到着いたしました。

連日企業へ伺って思うことは、
今年の新入社員の皆様は
大変おとなしくて素直な印象をお見受けします。

そして、マナーに大変興味があり、
マナー研修も熱心に受講くださいます。
従って、身だしなみにも十分な注意をはらっています。

そこで第一印象に100点がつくかというと、
残念ながらそうではありません。
これは新人の皆さんのみならず、
社会人の皆さん全員に共通することです。

なぜ100点ではないかというと、
それは、マナーの5原則のうちの表情や態度の良さ、
挨拶の仕方などの欠如からなるものです。

せっかく身だしなみに気をつかっているのですから、
マナーの基本5原則はすべて身につけて表現をしましょう。

第一印象がなぜ大切かというと、
ビジネスシーンにおいては、
なかなか個人的な話や
キャラクターを出せるチャンスは少ないものです。

ですから、一瞬の第一印象で相手から悪いと評価をされた場合、
そのマイナスポイントを
リカバリーするチャンスがない可能性が高いからです。

これは、その人にとって大変損をすることです。
私は、正直なところ、
人はその第一印象で決まるとは思っていません。

今までの人生経験の中で、
第一印象で良いと思っておつきあいをしてみたところ、
そうではなかったということがなきにしもあらずだからです。

しかし、やはり、第一印象で悪い印象を持たれるよりは、
良い印象をもたれて、
その後も良い印象を持ってもらえることがベストです。

あなたの第一印象をアップするためにも、
微笑み、温和な表情と謙虚な姿勢や態度、
先手の挨拶をこころがけましょう。

本日の宿題

どんなに忙しくてイライラしても、
顔と声のトーンは明るくしましょう。
これも仕事の一部です。


←前回記事へ

2009年4月14日(火

次回記事へ→
過去記事へ 中国株 起業 投資情報コラム「ハイハイQさんQさんデス」
ホーム
最新記事へ