礼儀正しい人が出世します-西出 博子

西出博子さんが伝える一目置かれるマナー術

第79回
末期がん

 小黒淳子先生のブログより

定期検診では、ほとんど満点だった私が「肺がん」だなんて、
それも喫煙経験もないのに。。。。。

「肺がん」が見つかったときには、
脳・骨・肝臓にも転移していて、
癌ステージもレベル4のいわゆる末期と告知があって、
「死」というものを改めて考える機会になりました。

そして、癌になったのが私のまわりの誰でもなく、
私でよかったと。。。


みなさんには大切な人がいますか?
きっといらっしゃると思います。
私にも大切な人がたくさんいます。

中でも今、私が公私ともにお世話になっている
弊社マナー講師の小黒淳子先生。
小黒先生は、現在、レベル4の末期がんです。

この事実がわかったのは昨年5月。
わかったときはすでに
肺がんから脳、骨、肝臓へと転移している末期がんでした。

ご本人も年は越せないだろうと思っていたそうです。
しかし、あれから1年が経とうとしています。

この間、入退院を繰り返した小黒先生ですが、
退院中は幾度、
私と一緒に企業のマナー研修に出向いたことでしょう。

また、今年の4月には、
宮崎県まで研修でご一緒し、
統括講師として300名もの受講者を見事にまとめてくださいました。

小黒先生からのこの知らせを受けたとき。
私はワンワン大泣きをしました。

しかし、小黒先生はいつも明るい声で
普段と何変わることなく元気にお話下さいました。

その後も、私は小黒先生が末期がんとは微塵も思えないのです。
これは、まさに小黒先生の
人に心配をかけさせない人間性であると痛感いたす次第です。

小黒先生は、常にマナーの基本5原則を実践なさっています。
いつも明るく、元気よく、
そして、私に対する忠実な正しい報告、連絡、相談、確認を
絶対に怠りません。

小黒先生のマナー力は、彼女のブログの言葉、
『癌になったのが私のまわりの誰でもなく、
私でよかったと。。。』
というお言葉に凝縮されています。

いつも笑顔の小黒先生。
顔の表情が良ければ、声の表情も良いはず。
そうです。
だから、いつも小黒先生とは
お電話でも会ってでもお話したいと思います。

いつも私が小黒先生から元気を頂戴しています。
こんなに素晴らしいお方と知り合えて、
一緒にお仕事ができること。
これは人生において
決してお金で買えることのできない宝です。

本コラムをご愛読下さっている皆様。
もし、お時間がございましたら、私への質問コーナーより、
お手数をおかけし恐縮でございますが、
小黒先生へメッセージを頂戴できれば幸いです。

また、皆様の中にも、そしてご家族、お友人、知人の方で
小黒先生同様にがんばっていらっしゃる方々も
いるかもしれませんね。

皆様に心からお伝えします。
明るく、前向きな気持ちで共にがんばりましょう!


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2009年5月9日(土

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