|  第83回某大手企業のマナー研修にて
 先日、世界的に有名な某日本企業へ研修に伺いました。受講者は入社5〜6年目、それ以上の皆様が対象でした。
 マナー研修というと、サービス業に携わる方々向けが
 多いように思われる方もいらっしゃいますが、
 実は、研究職や技術職の方々向けのご依頼も
 大変多く頂戴します。
 その理由は、実際にその商品や製品を研究開発なさった方々が、営業パーソンと一緒に、
 クライアント先へ説明のために訪問することがあるからです。
 それと同時に、他社の方々とあまり接しない場合でも、これらの方々は社内のコミュニケーションがとても大切ですので、
 社内の人間関係を円滑にするためにも、
 弊社にはマナーコミュニケーションを重視した
 研修を依頼されるのです。
 今回の企業も、最初は『形』だけでもマナー会社に依頼をして教えてもらおうと思っていたそうです。
 しかし、偶然にも、弊社の講師がそのご担当者様と知人で、拙著「完全ビジネスマナー」を紹介下さったところ、
 そのご担当者様が
 「『形』だけを習得しても意味がない!
 西出さんのおっしゃるとおり『心』からのマナー、
 マナーの本質を理解させ、
 マナーのあるコミュニケーションをとれる
 人財育成の研修にすべきだ」
 と思っていただき、ご依頼を頂戴した次第です。
 研修当日は、まず最初にその会社の環境に配慮した素晴らしい敷地や建物に感動し、
 社員の方と接すれば皆さん、大変感じの良い方々ばかりで、
 挨拶も表情もバッチリです。
 そして、研修会場にいくと、技術部の本部長やその他、管理職の方々がご多忙の中、
 業務を離れて、わざわざ私や弊社講師達と挨拶を、
 ということでお越し下さいました。
 その管理職の皆様とお目にかかり、私は第一印象で敬服いたしました。
 にこやかな表情、背筋ののびた姿勢、感じの良い挨拶、
 センスの良い身だしなみ、丁重な言葉づかい。
 どれをとっても完ぺきな方々でした。
 このような管理職の方々のもとでがんばっていらっしゃる部下、後輩の皆様向けの研修です。
 感動の研修で終了したことは言うまでもありません。
 お互いにWIN-WIN、HAPPY-HAPPYの関係を築けた仕事のあとは、気分爽快です。
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