礼儀正しい人が出世します-西出 博子

西出博子さんが伝える一目置かれるマナー術

第93回
褒めてもらいたい心理

週末の土曜日。
皆さん、いかがお過ごしでいらっしゃいますか?

マナーとは、愛。
相手の立場にたってものごとを考え行動し、
発言をすること。
という定義を謳っていますが、
これを実践することは難しいことかもしれないし、
とてもシンプルなことかもしれません。

大切なことは、「自分がどんな生き方をしたい」と思うか
否かに尽きると思います。

人は誰でも、自分が行ったことを評価してもらいたいと思うもの。

評価をするときには「よくできたね」
「ありがとう」「すごいね!」などの褒め言葉がキーとなります。

しかし、本来、マナーとは相手のためを想い、
相手にとってプラスとなることを言ったり行ったりすること。
ですから、それを行ったことを褒めてもらいたい
という感情なしで行うことが本物のマナーでしょう。

ところが、人はなかなかマリア様や
マザーテレサさんのようにはなれません。
しかし、究極のマナーに到達できるように『意識』し、
『努力』することは可能です。

イギリス人俳優のバジル・ラズボーンさんは
次のような言葉を残して下さっています。

 “愛を込めてしたことを決して後悔しないように。
  心から生まれたものがなくなることはないのだから。”

真の愛、究極の愛とは、まさにこのことですね。

愛には親子愛もあれば、恋人、夫婦、
仕事関係者や友人など人間としての愛があります。

すべてのシーンにおいて、
このマナー=愛を実践できたら、、、と思う、今日この頃です。


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2009年6月13日(土)

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