礼儀正しい人が出世します-西出 博子

西出博子さんが伝える一目置かれるマナー術

第102
飲み会での上手なお酒の断り方

本日は七夕の日ですね。
皆さん、昨晩は願い事を書いた短冊を飾りましたか?

さて、本日は読者の方からのご質問にお応えいたします。
ご質問をくださったPさん。ありがとうございます。
今回の質問は、お酒の席でのマナーです。

Pさんはお酒に弱いため、
上手な断り方を教えて欲しいとのことです。
お酒に弱い方は、
特にお仕事に絡んで飲み会がある際には悩むものです。
実は私は、お酒は全種類大好きなのですが、
あまり量を飲めません。

20代、30代の頃は、一口、口につけただけでも
顔が真っ赤になっていたほどです。
また、飲むと眠たくなってしまうので、
飲み会や接待など仕事が絡む場ではほとんど飲みません。

私は、夜の接待や飲み会にはほとんど参加しないタイプです。
「仕事の話があれば、お日様が上がっている日中に」
という考え方は、亡き父からの指導であり、
それに私も共感しています。

とはいえ、仕事上、
どうしても参加しなければならないときってありますね。
そのようなときの上手な断り方としては、次のとおりです。

1. 最初の乾杯はもちろん、笑顔で行います。

2. 自分が飲める程度、口にします。

3. お酒を勧められたら笑顔で「恐れ入ります」といって、
  グラスを持ちます。

4. 注いでもらっている際に
  「お酒は好きなのですが、
   あまり量を飲めないものでもったいないですから、
   このくらいで、、、ありがとうございます」
といって、多くを注いでもらわないようにします。

5. そして、すぐに、「○○さん、どうぞ」といって
  相手のグラスにお酒を注ぎます。

Pさんのおっしゃるとおり「不調法ですから、、、」
という言葉があります。

このような美しい言葉は知識としてぜひ知っておきましょう。
ただし、Pさんの年齢からすると、
少しやわらかく砕けた雰囲気で
相手とコミュニケーションをとっても宜しいかと存じます。

「不調法」という言葉のイメージから、
少しお堅い印象を与えてしまい、
相手に「面白くない」という感情を与えるのはマイナスですから、
上記の5つのステップをお試しになってみてくださいね。

七夕の今宵。
皆さんがハッピーでありますように。。。

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2009年7月7日(火)

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