礼儀正しい人が出世します-西出 博子

西出博子さんが伝える一目置かれるマナー術

第119
期待を裏切る気配りマナー術

週末の本日。
皆さん、いかがお過ごしでいらっしゃいますか?

ちょうど一週間前の本日、
洋食のマナー講座を開催いたしました。
本連載の愛読者の方々もご参加下さり、
大変有意義な時間と空間をご一緒させていただきました。
皆さん、大変ありがとうございました。

今回の講座の感想でもっとも多かったのが、
「フォーマルで緊張する雰囲気かと思っていたが、
良い意味で期待を裏切られた!」というお言葉でした。
大変嬉しい感想です。

そうです。
人は、何かサービスを受けるとき、
また、人と接するとき、その名称や分野に応じて、
既成概念を抱いています。
それが期待であったり、そうでなかったり。。。

私はいつも申します。
経理事務の人であっても、
その会社、その事務所においては、
営業パーソンのひとりであると。
実際に営業をしたり、接客業に携わっていらっしゃる方々と
人に対する接し方、コミュニケーションのとり方に
変わりはありません。

接客業だから、、、。
営業職だからマナーの基本5原則
(表情・態度・挨拶・身だしなみ・言葉遣い)が
できていなければいけない、ではなく、
仕事をする上においても、
日常のコミュニケーションにおいても、
私たちは常に対する相手が不快にならないように、
相手に心地よく思ってもらえるような配慮、
気配りをすることが大切です。

ちなみに、先週のテーブルマナー講座において、
私が特に配慮した点は、次の点です。

1. 座席配置
お客様皆さまが、正面をみやすいように、
10人がけのテーブルを6名か7名がけにし、
正面に背をむける方がいないようにする。

2. お土産
時間とお金を使ってお越し下さった皆さまに対するお返しは、
講座の内容にプラスお土産をお渡しすることで、
受講料以上のものをお持ち帰りいただく。

3. 講義形式
参加者の皆さんを紹介し、今後の皆さんにプラスになるよう、
出会いの場とし、皆さんと一緒に対話をしながら講義を進める。

常に相手の立場にたった気配り・目配り・心配り。

これらをカタチで表現するには、
まず、『心』『気持ち』ありきです。


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2009年8月22日(土)

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