礼儀正しい人が出世します-西出 博子

西出博子さんが伝える一目置かれるマナー術

第125回
日本の代表者たちのマナーとは?

このところ、テレビをつけると
国会議員の方々のお顔ばかりを拝見する気がいたします。

先日もお伝えしたとおり、国会議員というのは、
そもそも私たち国民の代表者であります。
その代表者には、礼節をもって
人前にたっていただきたいと思うのは私だけでしょうか?
口を開けば、他政党の批判ばかり。
批判をするのは結構ですが、
その前に自政党を省みて、スマートな批判をしていただきたい。

そこで登場するのが、『Yes,But+HOW』の方法ですね。
まず、相手の良いところを褒めること。
次に、批評したい点があればそれを伝える。
最後は、「いかがでしょうか?」と相手に決定権を委ねる。

これは、私たちの仕事でも同様です。
ライバル社や同業者を否定、
批判ばかりする人は成功しません。出世しません。
むしろ、ライバル社や同業者の素晴らしいところ、
自社にはない点を褒める人や会社をみると、
「素敵だなぁ」と思います。
選挙でいえば、このような演説をした方が票が入る、
と私は思うのです。
しかし、それには我々有権者が礼節・マナーを身につけて、
本質を見抜く力が必要です。

今回の選挙はいかがでしたか?
他政党の悪口ばかりが聞こえてきました。
そもそも、国会議員とは、全員が政党など本来は関係なく、
国民のため、国のために最善な道を作り、
動かしていく人なのではないでしょうか?

会社でいえば、国=会社。国の人財=会社の人財。
人財は、会社の目的のために、それを実現すべく仕事をします。
国の目的は何でしょうか?たくさんあると思います。
それらの目的を達成すべく、今、国の人財がすべきことは、
『一致団結』『共生』『協力』なのでは?

ブラウン管から日本の代表者たちのマナーある
スマートな姿が見られる国の一員でありたい、、、
と願う今日この頃です。


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2009年9月5日(土)

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