礼儀正しい人が出世します-西出 博子

西出博子さんが伝える一目置かれるマナー術

第139回
会話の最後はプラスの情報で!

10月8日は、二十四節気の中の寒露(かんろ)でした。
これは、野草に宿る冷たい露をさします。
この時期は、秋の長雨も終わり、
朝晩は肌寒さを感じ始めるという意味です。
風邪をひかないように、自己の健康管理ご留意下さいませ。

台風18号が日本列島を縦断しましたが、
皆さんの地域は大丈夫でしたでしょうか?

私は台風とともに、東北地方に出張にまいっております。
岩手県からスタートし、
本日は宮城県にお邪魔いたしております。

私はどの地域も好きですが、特に東北が大好きです。
気持ちの良い空気と人様、
美味しい食材と触れて、仕事にも精がでます。
 
さて、このようにプラスの感情を相手に伝えることで、
相手にもプラスの感情を沸き起こさせることができます。
これをマナーコミュニケーションの5つの会話術の中の
マイナス・プラス法』が教えてくれます。

人と会話をするときに、
マイナスな情報を伝えなければいけないこともあります。
そのときに、マイナスな情報で会話が終わると、
双方マイナスな気分を引きずったまま、
次のアクションに向かわなければいけなくなります。

そこで、会話の最後は
プラスの情報で終わらせる相手に対する配慮をもつのがマナー人。

a)「私の性格は怒りっぽいけど、明るいんです」

b)「私の性格は明るいけど、怒りっぽいんです」

aとbを比べてみましょう。
どちらの方が心地よく耳と心に響き、
さらに相手に対する感情がプラスになりますか?

aですね。
このように、マイナス情報とプラス情報を伝えるときには、
プラスの情報を後にすると互いにプラスの感情を抱き合えます。

ぜひ、お試しあれ!
それでは皆さん、良い3連休をお過ごし下さいね。


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2009年10月10日(土)

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