第149回
素直に自然に、つくろわない

霜月(しもつき)になりました。
こちらは旧暦の12月にあたり、
寒さが本格的になり霜がおりる月、という意味です。
異称として、『霜降月』や、
出雲大社から神様が帰ってくる月ということで、
『神帰月』(かみきづき)ともいいます。

11月3日の午前４時の満月。
この日、５時過ぎに東の空が明るくなり、
まだ暗い西の空には満月がありました。
私は初めてこのような光景を目にして大感動いたしました。

自然の素晴らしさ、予期せぬ感動。。。

生きている喜びを感じざるにはいられませんでした。

20代後半くらいから、私は『自然体で生きる』ことにしています。

　取り繕わない自分。
　嘘をつかない自分。
　作り笑いをしない自分。
　素直に思ったこと伝える自分。
　自然を感じる自分。

今朝、NHKのニュースで、
ライオネル・リッチーさんの活動40周年を記念した
インタビューが放映されていました。

リッチーさんの音楽は、常に売れ続けています。

その秘訣は、
「ストレートに伝えることだ」とおっしゃっていました。

彼の歌詞は、愛する人に対する想いを
常にストレートに伝えています。

好きな人に、「行かないで」と思えば、「行かないで」と伝える。
「寂しい」と思えば、「寂しい」と伝える。
「好きだ」と思えば、「好きだ」と伝える。
みんなそれが出来ていないから、
歌詞を聴いて“そうありたい”と思うんだ。
想いはストレートに伝えればいい。

相手との距離感がわかっていれば、相手の立場にたって、
素直な自分の想いを伝えることは、とても素敵なことです。

寒くなってくるこの季節。
吹く風は冷たくとも、気持ちは暖かくいたいものです。

　あなたのひと言で
　あなたの態度で
　あなたの行動で

暖かい気持ちになれる人がきっといるはず。

互いに幸せを感じられるために、
素直に自然体で生きてまいりましょ。