第160回
成功・幸せへの近道は「精神」に在り？

唐突ですが、人、すなわち人間とは
何でできていると思いますか？
生物学的にいえば、細胞とか、、、
という話しになると思いますが、ここでは少し異なる観点から。

人間は、心と体でできている、とよく耳にします。
しかし、心と体だけかなぁ？
と考えたときにでてくる言葉が“精神”。

パーソナルモチベーター・森下裕道先生の
ＰＭセミナーにて教えていただいた内容です。

これは、シュタイナーの説だそうです。
人間は、体がある。
そして、心がある。
心は＝魂。心は３つに分けられて、
意識魂、悟性魂、感覚魂から成っているとのこと。
さらに精神＝霊＝神だそうです。
図で示すと、

となります。

体に一番近いのが感情魂。
だから、一番体が動きやすいのは、感情で体が動く、
ということに繋がります。

また、心と精神の違いは、
心は育てることができる。
成長させることができる。
一方、精神はもともと自分の中にある確固たるもの。

マナーは心、愛。
マナーを意識することで、
心は自分の意識次第で日々成長させることができる。
と同時に、
私は精神も日々、磨くことができると思っています。

礼儀というマナーを身につけているとなぜ出世するのか？
本コラムのテーマですが、
やはり出世する人は心の部分を
バランスよく成長させている人だと思います。　

感情という気持ちもある。
社会というステージにて出世する以上は、規範も守る、
損得勘定もできる。
そして、直感力がある。

これらのバランスを上手に整えることで、
体で実践実行する。
そして、どんな苦難にぶつかっても、
持ち前の精神で、己を信じることができる人。

３つの心のバランスを整えるときに、
そこに必ず『相手』が存在します。

『誰か』に対する感情。
『誰か』に対する損得。
『誰か』に対する直感。

やはり、人様を思いやる心を育てることが、
成功への近道、人生の幸せに繋がるのです。