第197回
「龍馬伝」の撮影現場にて

３連休の初日。
皆さん、いかがお過ごしでしょうか？

私はこの２日間、マナー講師養成講座を行っています。
今回も心ある
マナー講師になれる人たちの受講を期待しています。

さて、先日NHK大河ドラマ
「龍馬伝」の撮影現場にてマナー指導に入りました。

「ハゲタカ」「白洲次郎」
そして「龍馬伝」と大ヒットドラマの演出を行っている
大友啓史さん。

あの美しい映像を生みだす
大友さんのお仕事をする姿を近くで見ることができるのは
毎回大変勉強になります。

現在「龍馬伝」はその人気、
視聴率も良い中、大友さんから先手で挨拶をしてくださり、
お話をいたしました。

そして、最後には「今後ともよろしくお願いします」
と深々と私よりも深く！お辞儀をなさるのです。

礼儀ある人が出世する

まさに、この連載のタイトルを
絵に書いたような人だなと思いました。

私が一貫してお伝えしているマナーとは
“相手の立場にたつ心、気持ち”。
この心を相手に伝えるためにそれを形で表現をする。

形から入ることも大切なことかもしれません。
しかし、時間をかけて自分で納得した上で、
それを形にできるマナーを身につければ、
それはあなたの鎧となって
あなた自身を守ってくれることでしょう。

邱永漢先生の座右の銘である「一生書生」。

人様や起きた事態から常に学びつづける謙虚な心を持ちながら、
一歩一歩いくつになっても
自分磨きを行ってまいりたいと思います。

みんな本来自分中心です。
しかし、自分軸で物ごとをみると必ずトラブルになります。

相手の立場にたつマナーで、
相手軸で物ごとをみて対応していけば、
トラブルにはなりません。

しかし、これには双方にマナーが身についていることが条件です！

良い３連休をお過ごしくださいませ♪