|  第207回折り返しの電話は相手の立場に立つ
 今週も講演、研修、『龍馬伝』マナー指導にテレビ生出演など、怒濤の1週間でした。
 皆さんはどのような1週間でしたか?今週は仕事を通して、
 表情・態度と挨拶がいかに大切であるかをあらためて感じました。
 やはり、目をみないで話しをされたり表情に笑みがないと「嫌われているのかな」
 と落ち込んだりするのは私だけでしょうか?
 自分の表情が相手の気持ちをプラスにしたりマイナスにしたりします。
 だからこそ、良い表情、先手の挨拶は大切なのです。
 さぁ、前回の続きである電話応対について学びましょう。話をかけ、○○さんをお願いしたものの、
 ○○さんは外出していません。
 この場合は、
 「申し訳ございません」とまずお詫び。
 これは、相手が話したい人がいないことに対するお詫びです。
 つづいて「○○はただ今、外出いたしております。
 17時頃に戻ってまいる予定ですが、戻りましたら、
 折り返しのお電話をいたしますが、いかがでしょうか?」
 というのが、マナーのある応対です。
 ポイントは、相手から訊かれる前に、戻り時間を先手で伝えること。
 そして、今回であれば17時頃に折り返しても良いかどうか
 相手の都合を伺っているので◎。
 いつもお伝えするとおり、人は誰もが本来自己中心です。ついつい自分の立場で
 自分の都合ばかりを言ってしまいがちですが、
 今回のようにこちらの都合を伝えつつも、
 必ず相手様の都合を伺う心くばりを忘れないようにしましょう。
 来週は仙台へまいります。皆さん、良い週末をお過ごしくださいませ。
 
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