第212回
仕事中にひと目惚れをしてしまいました(その2)
(前回からの続きです)
A社もB社もこんなに近くにお店があるんだなと思いました。
そして、A社の人は
「7丁目の6番◎◎ビルを担当している人ぉ〜!」と、
中にいる他のスタッフに声をかけて下さいました。
すると、多くの荷物を仕分けし、
汗を流しながらお仕事をしている皆さんが、
その声をきき、「○○さぁ〜ん」と。
○○さんが奥から笑顔ででてきました。
そして、「◎◎ビルですね」と確認をし、
私を道に連れ出し、
「この角を曲がり、突き当たりを左に、、、」と、
一緒に近くまで案内してくださったのです。
正直なところ、
今まで私はA社よりもB社のほうが好きでした。
ですから、いつもB社を利用していました。
ところが、今回の出来事で、
私はB社のファンになり、
今後はB社を利用したいと思いました。
配送業者の現場の皆さんは、
恐ろしいほど、忙しいと想像します。
その人が、自分の仕事を一旦やめ、
通りかかりの人(顧客ではない)に対して、
このように丁寧な対応をする。。。
まさに、私がいっている『顧客感動』ではなく
『相手感動』のサービスを行っている会社=スタッフだなと思い、
感心しました。
彼の笑顔と行動は私の胸に焼き付きました。
おかげさまで、無事、遅れることなく、
目的地へ到着し、
上海での研修、講演などの打ち合わせができました。 |