第216回
事前確認でやって良いこと悪いこと
前回のつづきです。
人様に確認などをしてもらいたい場合は(しかも本日中!)、
必ずその日の相手の予定などを事前確認する必要があります。
今回のケースのように、
本来相手は他の予定があり、
その確認作業に対応できないときもあるからです。
事前確認をしていないと、
それを依頼された相手も本来必要であろう作業ができずに
心残りになったり、それを優先させる場合は、
もともとの予定変更をし、
関係者に影響を及ぼす事態へとなります。
一方、依頼者側は必要である確認をしてもらえなかったり、
と双方にとってマイナスな結果を引き起こしてしまうのです。
まさにマナーの欠如です。
次に確認内容です。
今回の場合は、多くの修正箇所がありました。
本来、相手にそこまでさせるのはNG。
自分の仕事として、相手になるべく修正作業をさせないよう、
しっかりとした仕事を行った上で、
相手に確認をしてもらいましょう。
万が一、今回のように急いで送信をする場合は、
事前に「大変申し訳ございません。
○○様に多くの修正をしていただくことになりますが、
どうぞよろしくお願い申し上げます」のひとことがあると、
相手も
「この人はわかっていて
やむを得ない事情でこのような事態になっているのだな」と感じ、
快く作業をおこなってくれることでしょう。
最後に、最悪のパターンを想定し、
デッドラインは本日中と書いてあるが、
最長、いつまでであれば大丈夫であるのかを
伝えて差し上げましょう。
水無月(6月)になりました。
6月は別名『風待月』『松風月』とも言われます。
今月はどのような『風』が
あなたに幸運をもたらしてくれるでしょうか。
その鍵はきっと
“相手の立場にたって物ごとをあらゆる方向からみる
柔軟な姿勢と心”にあるのではないでしょうか?
平成22年、2010年の衣替えの日。
心身を清浄させ、心あらたに生きてまいりたいと思います。
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