礼儀正しい人が出世します-西出 博子

西出博子さんが伝える一目置かれるマナー術

第217回
仕事と仕事はリンクしています

6月最初の週末です。
皆さん、いかがお過ごしでしょうか。

私は昨日の朝から深夜まで
『龍馬伝』の撮影に入っておりました。
本日も深夜までの撮影にてマナー指導を行います。

ドラマの現場に伺うと、
いつも感心することがあります。

それは、ひとりひとりがそれぞれの仕事を忠実に行うことにより、
それが全体へとリンクし、
最終的にそのシーン全体が完成となるのです。

この完成へ至るには、
自分のことだけを考えて行動しては成立しないということ。
まずは全体のことをイメージ、
想像した上で、自分が何をすべきかをそれぞれが考え行動します。

この光景をみるたびに、
マナーのある仕事をなさっているなと感じます。

日常、私たちの職場ではどうでしょうか。
残念ながら、私は自分のことしか考えずに
仕事をしている人が多いなと感じます。

たとえば、誰でも自分の仕事は迅速に片付けたいと思います。
そのために、相手に対して
「○○を提出してください」
とまだ期限がきていない状況で一方的な催促をする人がいます。

相手の都合や状況を考え、
常に相手を優先させるスタンスで接することを
忘れないようにしましょう。

どうしても締め切り間近かであったり、
締め切りが過ぎてしまっている場合は、
今まで学んだクッション言葉+伺い形での言い方で
相手を不快にさせないコミュニケーションをとりましょう。


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2010年6月5日(土)

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