第39回
眉毛Vol,４
眉と社交の不思議な関係

でも、ただ眉毛を剃って冒険してみても
眉毛を描くそれなりの理由を知って描くのと、知らないのでは、
全然ご自身の表情が変わってくるんですよ！

自分の表情をどのように第三者に見せたいか！
それがと〜〜〜っても大事なんです！！

大人しい女性に見せたいのか？
活発でアクティブな女性に見せたいのか？
清楚に見せたのか？
和服美人に見せたいのか？

基本的に若く見せたい場合は
眉を太く描くのが大正解。
眉を細く描けば描くほど印象的には年齢上に見えてきます。

なにも、ボーボーに生やした眉毛が無条件に若く見えると
言っているわけではありません。
ただ、細く描いた眉よりは太く描いた方が同じ顔でも
より若めの印象を与え、そしてあまり山をつけずに
横１本眉に描くと、もう一つ幼くみえてきます。

初めてのデートなど、清楚な印象をつけたいときは
そういった無防備な眉を演出するのもいいかもしれませんね〜

そこで、眉頭というか眉間部分を狭く描くと
今度は、頭がよさそうに見えます。
ちょっとエリート系の男子とデートの時は
眉間の幅を狭めてみるといいかもしれませんね！

逆に、アクティブな若い男子とデートするときは
眉間を広めに眉を描いた方が印象を明るくすることができます。

という風に、眉の描き方にも色々あるというか
どう第三者に自分の表情を見せたいかで
メイクの仕方はどんどん変わってきます。

私は、和服の時は、いつもよりキリリときつめで
女性同士のお食事会などは丸めの弧を演出します。
TV出演で、品良くセレブなイメージを大事にしたいときは
太めでしっかりとした、そして優雅に山をつくり長めに描く。
1960年代の大女優のようなイメージになるようにしています。

そう、これこそがメイクの醍醐味♪
なりたい自分に！とまでいかなくとも、自分だけでこっそり
そんな気分を味わいながら、たのしい社交タイムを満喫する。
そうやって自分の中のベクトルを外に向けていくんです。
すると更にたのしい輪がひろがっていく。

眉毛は顔の中でも演出のしやすいパーツであるのも確かです！
色々な意味を知って、
ご自分の魅力を更に伸ばしていってみてください。