お金をかけずに磨きをかける、賢いワザの玉手箱

第58回
あぶら取り紙 Vol,3
肌は頑張り屋

お肌ってメイクされてるとどんな気分なのかしら?

人間は自分の背中を見ることができません。
自分は自分のことを何でも理解して、
何でも分かっているような気分でいますが
そんな事はとんでもない事です。
人間は、無くして初めて自分の五体の満足に感謝するのです。

肌もそう・・・汚くなって初めて美しかった頃の自分の美肌に
尊さを見出すのです。

そうならないために、一度でいいから自分のお肌の気持ちを
考えてみてください。

メイクをしている時のお肌は・・・はっきり言って『酸欠』です。

朝、ナイトクリームをべったりつけられて呼吸困難で目が覚めたあと
ようやく朝の洗顔で呼吸ができるようになります。
それが、矢継ぎ早に塗られる化粧水に美容液!
そして、UV下地にペンキのようなカバー力の強いファンデーション
更にお肌のキメを均一化するためにお粉をはたきこむんです。

大変だ〜〜〜

お粉をはたきこまれると言う事は、
お肌の潤いや油分をそのまま粉を吸着させて
乾いている状態にするわけです。

言わば、顔のお肌は薄くセメントを塗られて
塗ったばかりの湿ったセメントに乾燥促進剤の粉を振りまかれた事と
よく似た状況になるわけです。

だから、年齢を重ねてきて塗るファンデーションは
リキッドファンデーションの方がいいような気がするんです。
何故って・・・パウダリーを直接塗ると、乾燥がひどいでしょ。
その体感が現実を物語っているんです。

その時点でお肌は無呼吸で苦しい上に
潤いも保たれず、肌表面は本来自分の働きを封じ込められる訳です。

それでも私たちは通勤したり運動したり仕事をしたりする間に
汗をかいたり、無呼吸をなんとかしようと自分から毛穴を広げて
乾燥した表面に潤いを保たせようとします。

だから、化粧仕立ての粉っぽい顔も
一時間もするとなじんでくるんです。
なじむというのは、
実はものすごく肌細胞が頑張っている証拠なんです。





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2007年5月8日(火)

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