お金をかけずに磨きをかける、賢いワザの玉手箱

第71回
上海 Vol,3
日本製は舶来品!

上海女性の一番の人気コスメは『資生堂』さんだそうです。
さすがは天下の資生堂!
恐れ入谷の鬼子母神ってな感じです。

が、気になる価格ですが、
中国で販売しているとなると、
結構日本で買うよりも安いのかしら???
と思いきや、これが全くの逆なんですね〜〜〜

あくまで例えなのですが
もし日本で1万円で買っている化粧品であるなら
中国で同じものを買うと1万3千円〜1万5千円するのであります。
中国は、外から入ってくるものに対して
ものすごい関税をかけているのです。

そう、中国人女性は私たちの感覚として
少ないお給料でありながら
私たちが買うよりも高い商品を買っている事になるのです。
それでも、日本製の商品は人気で、それだけ信頼がある!と
中国人友達は話をしていました。

でも、すごいですよね。
自国の商品を信用していない国民っていうのも。
いや、きっと素晴らしいものは沢山あって
誇れるものばかりなのであるのでしょうが
やはり美に関しては舶来のものに期待や夢が膨らむのでしょうね!

20年30年前の日本人だってそうだったように
昔の海外旅行のお土産といえば、
ほとんどが洋酒と化粧品でしたものね。
なので中国のOLさんは日本に出張や旅行に行くというと
まわりの女性から化粧品をたのまれるそうです。
事実、上海に行くとよく一緒に食事をする女の子が
前回日本に行った際、DHCの化粧品を大量に購入してきたと
話しておりました。

更に今回驚いたのが、
デパートではなく普通の化粧品SHOPや雑貨屋さんに行くと
日本の化粧品「雪肌精」や「ソフィーナ」とか「SKU」など
有名化粧品だけでなく、男性化粧品の洗顔やひきしめ化粧水まで
平行輸入なのでしょうが陳列ケースに入れられて
鍵まで施錠されて販売されていました。
しまいにゃ〜、トライアルキッドや試供品まで販売しているのです。

とにかく日本製の化粧品は
日本でタダで配っているものまで値段がついて売られているのです。

さすがに、私も驚きました!

日本製のモノが素晴らしいというより
中国人のたくましさに感嘆いたした次第です。

でも、やはり大国中国でありまして
よくもらう真珠パウダーや子牛クリームとかではなく
ちゃんと天然ハーブ系の化粧品SHOPとかって結構あるんですよね!
TVCMとかも流していて、お店をのぞくと
日本とほとんど変わらないラインナップで、言葉がわかれば
かなりかなりハマりそうなメーカーでありました。





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2007年6月7日(木)

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