お金をかけずに磨きをかける、賢いワザの玉手箱

第74回
乳液 Vol,2
乳液の真実

乳液とクリームの違い・・・それは基本にある油分に対して
混ぜる水分量が大きく違うという事です。

水と油は基本的に混ざりません。
ご家庭の冷蔵庫に入っているドレッシングがよい例ですよね。
買ってきた2層に分かれているドレッシングが
ある時ふっと見てみると、しっかり混ざり合っていた!
なんて経験、発見をした事がある人がいたら
是非、私にも見せていただきたいものです。

それくらい水と油は永遠に混ざらないのです。

それを化粧品である乳液やクリームは見事に混ざり合ってます。

しかも、化粧品には法律である取り決めがあります。
それは、未開封で3年間の保存が可能であるという事なのです。

水が混入されていれば腐りやすいのは当然の話、
しかも油分と混ぜておいて3年腐ってはダメってどういう話???
って感じなんですけど、現実にそうなんです。

ここで、よ〜〜〜く考えてもらいたいのです。

油分に対して添加する水分量が少ないのと多いのとでは
どちらがその化粧品としての製品価値を維持するための成分を
要すると思います?

逆に言えば水と油が分離しやすいのはどちらですか?

答えは簡単!
スバリ「乳液」です。

更に分かりやすい話に変えますと、
皆さんが毎日使用しているファンデーションですが、
固形のパウダリーですか?
液状のリキッドファンデーションですか?
固形も液状もお肌の油に負けないように作られている
油性のメイク用品ですよね。
年齢を重ねてくるとお肌の乾燥が気になるという理由から
どうしてもリキッドファンデーションを選ばれる方が多いように
お見受けします。

たしかに年齢を重ねた肌には
パウダリーよりもリキッドの方が
キレイにメイクが仕上がりますよね。

先ほどの乳液と同じ、ファンデーションも
やはり水分を多く含むリキッドファンデーションの方が
分離しやすく腐りやすいのは
当然ですよね!

要するに、クリームよりも乳液
パウダリーよりもリキッドファンデーションの方が
合成化学界面活性剤も保存料も
過分に入っているっていうことなのです。





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2007年6月14日(木)

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