第76回
医薬部外品 Vol,1
効きそうで素敵な医薬部外品コスメ
今まで使用してきた化粧品はいいのだけれど
でも、たまには冒険したくて、
または年齢からくる肌トラブルが気になって
化粧品を変えたくなってくる。
女性なら誰でも季節ごとに頭をもたげる発想ですよね。
そして、ドラックストアや化粧品屋さんに実際行ってみて
「あら! これいいわ♪ この化粧品ください」
なんてすぐセレクト出来る女性は
100%皆無だと思います。
私もそうなのですが、化粧品屋さんに行ってまず躊躇するのは
陳列されている化粧品の量があまりにも大量すぎて
何から見ていいかわからなくなるほど圧倒される事なんです。
化粧品の数どころか、化粧品メーカーやブランドの名前を
一つ一つ読むだけでも至難の業です。
多忙でなかなかつかまらない美容部員をようやく一人捕まえて
自分の今の肌トラブル、年齢的な悩み、
現在の肌状況、アレルギーなどを伝えて、
そこから何品が出てきた化粧品でようやくひと段落です。
でも、ここで数品並んだからと言って安心は出来ない。
これからテクスチャーを1本1本調べていくのです。
1本試す度にその化粧品がどれだけ良いのかではなく
どれだけ売れているかの説明を聞いて、
何の役にもたたない情報で更に戸惑うハメとなり、
結局どれをセレクトしようか更に悩んでいると
美容部員はこんな一言を放つのです。
「お客様、こちらの化粧品は基本的に“医薬部外品”ですから
お肌に乗せたときも他の物より効果は高いと思います」と。
効果が高いとダイレクトに言われれば、なびかない女心はないはず!
次の言葉をのみこんで、思わずその化粧品を買ってしまうのです。
みなさんはそんな経験をしたことはないですか?
私は何度となくあります。
医薬部外品って何???
化粧品よりお薬に近くて、
医薬品の部類に入らないけど1歩手前・・・みたいな
いわば、
化粧品→医薬部外品→医薬品というカテゴリーになるのです。
医薬とつくだけで、やはり効きそうな感じがしますよね!?
だから、私も医薬部外品のコスメを買うと
それだけで綺麗になったような気分がして
ワクワクした事もありました。
が、果たして医薬部外品って本当に私たちのお肌にとって
そんなに有効度が高いコスメなのでしょうか?
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