お金をかけずに磨きをかける、賢いワザの玉手箱

第77回
医薬部外品 Vol,2
THE サンドイッチ コスメ

法律上、化粧品はお肌を健やかに保つカテゴリーで
お肌に乗せて効果を実感出来るのは医薬品の分類に入ります。

医薬品は、医師会や厚生労働省など製薬会社が複雑にからみ
国家が法律の上で保護してる重要なカテゴリーです。
その代わり、私たちが口にしたり、肌にのせたり、
ましてや製品として世の中にでるまでに、
様々な検査機関でデータを取り
マウスや人体で検査をして臨床例をつくり、ようやく許可がでます。

その医薬品だけしか、
この日本では効果があると謳ってはいけないのです。

ようするに化粧品には効果効能があっては逆にいけないのです。

では、医薬部外品はどのような立ち位置なのか?

効果のない化粧品と効果効能がある医薬品の中間の存在・・・。
ただそれだけなんです。
ただ、医薬部外品は製品化するさい、
保健機関に内容成分から配合量までを明記して
申請をして通らなければ
商品として一般市場に出ることができません。
しかも、医薬部外品には配合%の上限が決められているのです。

何故か?
それは医薬品を越えてはならないから・・・。

しかも、配合できる薬剤まですら指定されているんです。

新しい新種のハーブや化粧品原料が発売されて
それを化粧品に配合して医薬部外品で販売しようとしても
それは不可能な話なのです。

逆に化粧品には「効果があってはいけない」
という大義名分があるがゆえに
配合%の上限もなければ、指定成分に縛られる事もありません。
新しい新薬やハーブが出てくれば、
一番先に配合する事も可能ですし
極端な事をいえば、
医薬品を越えるコスメすら作る事ができるのです。
では、いったい医薬部外品ってそれこそなんなのかしら???

イメージは医薬品ぽくて効き目がありそうな感じがあるけど
販売カテゴリーの縛りを見てみると
なんかちょっとしょっぱく感じてしまいませんか?

まして、医薬部外品の方が同じ内容成分でも
化粧品より高価なんです。
お値段を見ただけでも、更に私たちは効き目がありそうだな・・・と
感じてしまいます。
でも、実は医薬部外品にはもっと違う特徴があるのです。





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2007年6月21日(木)

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