「一歩一歩、おいしさを探して」
J.C.オカザワの脚で綴ったダイアリー

第41回
鮨屋も見た目が9割 (その2)

通称ドクロ本(このコラムの末尾参照)でも
「鮨すず木」を紹介したが、もう1度整理してみたい。
初回と2回目に、もちろん何種類かのつまみのあとで
にぎりをそれぞれ9カンずついただいたのだが、
それをゴルフの1ラウンドに見立て、
アウト9H、イン9Hの計18Hで再現してみる。

鮨種のあとの記号は
バーディー○ パー ボギー ダボ

アウト
(1)真子がれい・・○ (2)小肌・・○ (3)白いか・・
(4)赤貝・・○ (5)かつお・・○ (6)穴子ー・・
(7)赤身づけ・・ (8)海胆・・ (9)玉子・・○
                5アンダー
イン
(10)すみいか・・○ (11)こち・・ (12)真子がれい・・
(13)北寄貝・・ (14)赤貝・・(15)大とり貝・・
(16)赤身づけ・・(17)穴子・・○(18)玉子・・○
                1アンダー

               計6アンダー

インの15番の大とり貝は
箱入り海胆の下に隠れているのを
お願いしたところ、すでに予約済みとのこと。
結局、食べてはいないが、悔しいからOB扱い
ダブルボギーとした。

2晩で計18Hを回り、6アンダーは立派だ。
出し巻きタイプに、渦巻き状の黒い焼き色を付けた
玉子の活躍が目立つ。
ちなみに気になるグリーン・フィーはともに9000円。

1年以上を経て3回目。
以前は春と夏だったが、今回は真冬。
秀逸なつまみを何品か紹介すると
黒胡椒で食べる中とろの芽ねぎ添え、
鱈白子醤油つけ焼き、さより皮あぶり焼き、
真鯛かぶと焼きびたし、大とろ醤油つけ焼き。
ムダ口をたたかぬ親方は黙々と酒肴作りにいそしむ。

さて今回もハーフ・ラウンドをこなすぞ。
 (1)小肌・・○ (2)あわび・・(3)赤貝・・
 (4)赤身づけ・・○ (5)海胆・・○ (6)穴子・・
 (7)〆さば・・ 
 (8)鉄火巻き3種(赤身・中とろ・大とろ)・・ 
 (9)玉子・・○
                4アンダー

まずボギーをたたくことがない。
もっとも一流の鮨屋では1つのボギーも命取りだろう。
鉄火巻きはバーディーパットが惜しくもカップに蹴られた。
この夜はちょいと食べ過ぎか、12000円のグリーンフィー。


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