「一歩一歩、おいしさを探して」
J.C.オカザワの脚で綴ったダイアリー

第133回
去年のマンスリー・チャンピオン
     =ランチ篇= (その1)

2006年の月ごとのディナー・チャンピオンを
元旦・二日と書き綴って
今日からはランチのチャンピオン。
再び去年のフードダイアリーを開く。

1月某日
繁(有楽町)・・・とんかつ
開店の11時に訪れるとすでに行列。
かなりの厚みのロースカツは適度な脂身でシツコくない。
ヒレカツにいたっては、もはや豚肉のシャトーブリアン。

同じく1月某日
(甲乙つけがたく、チャンピオン2軒)
ボンネット(熱海・銀座町)・・・洋食
キャベツの代わりにオニオンスライス使用の
カツサンドが素晴らしい。甘くないソースが大人の味。
グリーンピースの散るカレーもレトロな店内にマッチ。

2月某日
鳥つね自然洞(末広町)・・・親子丼
金1900円也の特上モツ入り親子丼は
「玉ひで」のはるか上を行き、大満足。
コロモがサックリのチキンかつ丼にも中満足。

3月某日
満寿家(神田)・・・うなぎ
昼どきのみ、うなぎ専門店となる割烹料理店。
3段階あるうな重はもっともうなぎの小さい
2100円のものでじゅうぶん。浅草っ子の女将も粋。

4月某日
うな正(浜松・三方原)・・・うなぎ
知る人ぞ知る浜松郊外は三方原のうなぎ屋さんで
天然うなぎを存分に楽しむ。浜名湖の弁天島付近で
獲られた小ぶりのそれは、白焼き・いかだ丼ともに絶品。

同じく4月某日
(この月もまたチャンピオン2軒)
小松弥助(金沢・片町)・・・鮨
いつ訪れても感動の連続。まさしく金沢の至宝。
つけ台に落ち着き、さっそく次から次とにぎってもらって
甘海老・平目昆布〆・煮はまぐり・穴子に陶然。

5月某日
富士(浅草)・・・天丼
夜は天ぷら主体の居酒屋となり、昼は天丼のみの提供。
那珂湊産の活け穴子天丼を。大ぶりのが2尾で腹一杯。
この店は江戸前のめそっ子は使わぬとのこと。

6月某日
メナムのほとり(神保町)・・・タイ料理
女性が席を埋め尽くし、あまり期待はしなかったが、
いい意味で大きく期待を裏切られ、見直した1軒。
タイ風のレッドカレーに汁ナシ麺、いずれも美味し。

7〜12月のランチ・チャンピオンは、また明日。

            =つづく=

 
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2007年1月3日(水)

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