「一歩一歩、おいしさを探して」
J.C.オカザワの脚で綴ったダイアリー

第342回
ある意味 東京一のラーメン屋 (その1)

ラーメンほど食べ手の好みが
分かれる食べものは少ないのではないだろうか。
その第一の理由は、そばやうどんに比べて
そのヴァリエーションがきわめて豊富なためだろう。
スープだけで単に、醤油・塩・味噌・豚骨に
分類できるものでもない。
担々麺系やカレーラーメンもある。
最近は、つけ麺がそのボリュームも手伝って
人気を集めてもいる。

J.C.の気に入りのラーメン店を列挙してみると

蓬莱軒(阿佐ヶ谷) 匠屋(新小岩)
はるばるてい(経堂) 丸富(広尾)
勝丸本店(目黒) 幸貴(浅草橋)
柳麺ちゃぶ屋(音羽) 多賀野(荏原中延)
たんたん亭(浜田山) 一二三(吉祥寺)
来々軒(洲崎) 満来(豪徳寺)
イレブンフーズ(新馬場) 恵比寿ラーメン(浅草)
勝味(旗の台) 丸長(目白)
山形家(神田) 大盛軒(江古田)
共楽(銀座) えるびす(池袋)
佐々舟(人形町) 砺波(千駄木)

ざっとこんなところで、
基本的に担々系や、つけ麺は対象としていない。
昔は好きだったのに
最近評価を落としてしまったのが
来集軒(浅草)と、永楽(大井町)
殊に後者の凋落ぶりには、本当にがっかりした。

ふと思って、マイ・ファイヴァリット・ラーメンショップを
ぐるりとめぐる再訪の旅に出ようという気になった。
中には3年以上もごぶさたの店もあることだし・・・。
とは言うものの、連続のシリーズ物にしてしまうと
コラムがマンネリズムに陥り、
読者の方々にも飽きられてしまう。
よってここは随時、
「気に入りのラーメン屋」として紹介していきたい。

上記の全22店を訪ねる前に、
ぜひ、ふれておきたい店が1軒。
ある意味、ここが東京一のラーメン店と
言えないこともないからだ。
CPを考慮すれば、まず間違いなく
東京のベストスリーには入ってこよう。

地番は千代田区神田錦町。
最寄り駅は都営新宿線の小川町。
淡路町・新御茶ノ水からもほど近く、
神田・御茶ノ水・神保町・竹橋からも
そう遠くはない。
余談ながら、数ある神田〜町の中にあって
小川町と司町だけが、おがわまち、つかさまちと
町の字が訓読みされ、そのほかはすべて
じんぼうちょう、あわじちょう、みとしろちょう、
にしきちょうと、音読みになる。
その理由は、ネットで検索してください。

さて、ラーメンの「ほん田」。
看板の「田」の字がくずしてあって
「日」なのか「田」なのか判別しにくいが、
とにかく入店してみた。

         =つづく=

 
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2007年10月23日(火)

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