「一歩一歩、おいしさを探して」
J.C.オカザワの脚で綴ったダイアリー

第388回
今年の月間チャンピオン 
  =ランチ篇= (その1)

いよいよ2007年の亥年も押し詰まってきた。
今年もまた「食べる歓び」に
ひたりきった年であったが、
この1年を振り返って、その月毎に
最高のランチとディナーを
個別に選出して、ここに発表したい。

今日は今年前半の1月から6月までの
月間チャンピオンのランチ篇。
それでは参ります。

1月某日
五代目 いば昇(名古屋)・・・うなぎ
 最初は間違えて「いば昇本店」に入ってしまい、
 料理にはちょいと箸をつけたものの、
 一念発起、仲間を置いて独りこの店に駆けつけた。
 やはり本物には段違いの風格あり。
 この櫃まぶしを食べずば、名古屋に来た甲斐がない。

2月某日
大喜(湯島)・・・ラーメン
 湯島天神下交差点の排気ガスの中で
 待つこと30分あまり。
 極細のしなやかなストレート麺を楽しむ。
 魚介系の出汁が利いたスープは
 かけそばを思わせる穏やかな滋味にあふれる。

3月某日
桃乳舎(小網町)・・・洋食
 信じられないほどにレトロなファサードに絶句。
 中に入って再びびっくりのタイムスリップ。
 ずらり並んだ洋食の値段の安さに三たび驚く。
 そのとき食べた肉団子の野菜あんかけではなく、
 翌週の海老フライ&コロッケが月間チャンピオン。

4月某日
紅楼夢(神田錦町)・・・中華
 ときがゆっくりと流れる学士会館にあって
 ひときわ居心地のよいチャイニーズレストラン。
 週替わりビジネスランチの華(1500円)が秀逸。
 芝海老と青豆の塩味炒めと生麩の香り漬けに
 スープ・漬物・ごはん・杏仁豆腐で大満足。

5月某日
近江屋洋菓子店(神田淡路町)・・・パン
 土曜日のブランチにうってつけの穴場的スポット。
 好みのサンドイッチや調理パンと
 ドリンクバーのチケットを買い求めて
 奥のイートイン・コーナーに進む。
 ボルシチとフレッシュジュースが飲み食べ放題。
 
6月某日
メーヤウ(神田神保町)・・・カレー
 タイカレーの名店はインドカレーもこなす。
 タイ風カントリー(チキン)と
 インド風ポークのダブルセットを満喫。
 千切り野菜のサラダとラッシーが付いて
 千円でお釣りがくるとはお食べ得。

明日は2007年後半の発表です。

         =つづく=

 
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2007年12月26日(水)

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