「一歩一歩、おいしさを探して」
J.C.オカザワの脚で綴ったダイアリー

第389回
今年の月間チャンピオン 
  =ランチ篇= (その2)

昨日に引き続き、今日は今年後半における
ランチの月間チャンピオンの発表。
前半は神田勢が圧倒的な強さを見せたが
後半戦はいかに。

7月某日
紀文寿司(浅草)・・・鮨
 夜には何度も訪れたていたが、昼に初めて見参。
 雑誌の取材で鉄火丼を食べに赴いた。
 即席のヅケにした赤身と中とろが4枚ずつ、
 赤酢の酢めしの上に鎮座ましまして
 食べ応えじゅうぶんのボリュームに満足。

8月某日
神田川支店(両国)・・・うなぎ
 初回はうなぎではなく、すっぽんを味わった。
 再訪して、重箱御定食を一人座敷にて。
 いわゆるうな重だが、メロンまで付いた。
 さすがに「神田川本店」の唯一の暖簾分け。
 本店に匹敵しうる美味に舌鼓。

9月某日
New Calcutta(パリ)・・・インディアン
 欧州歴訪の旅におけるベストランチ。
 7ユーロ弱の昼定食は、タンドゥーリチキン・
 ラム肉のカレー・野菜のサブジ・酢油キャベツ・
 バスマティライス・フロマージュナンの充実ぶり。
 料理の水準は高く、しかも安い。

10月某日
海狼(葉山)・・・中華
 石原裕次郎がたびたび現れた店を
 取材で訪れると、目の前には富士山と江ノ島。
 雲白肉・上海蟹と白菜の煮込み・麻婆豆腐・
 海老そばと食べ継いで、白菜の煮込みに感激。
 はるばる葉山に来た甲斐があった。

11月某日
たんたん亭(浜田山)・・・ラーメン
 ワンタンメンがつとに有名。
 海老ワンタンと肉ワンタンが
 仲良く3個ずつ入ったミックスワンタンメンを。
 麺・スープ・ワンタンと三拍子揃って完璧。
 加えて、煮豚ではない、焼き豚が素晴らしい。

12月某日
EDOYA(麻布十番)・・・洋食
 かきフライがイチ推しと信じていたが、
 ポークソテーがその上をいくことを発見。
 分厚く柔らかい豚ロースは
 脂身を落としすぎの感さえある。
 デミグラソースに力があり、旨さに拍車を掛ける。

前半と打って変わって今年後半は
地域的にかなりバラケた。
2日間に渡ってお送りした
2007年月間チャンピオン=ランチ篇=だが
年間チャンピオンに輝いたのは
葉山の中華料理店「海狼」
次点が名古屋の櫃まぶし「五代目 いば昇」
明日からのディナー篇をお楽しみに。

          =つづく=

 
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2007年12月27日(木)

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