「一歩一歩、おいしさを探して」
J.C.オカザワの脚で綴ったダイアリー

第561回
さようなら 日本の野球
(但し、五輪に限りまして)

準決勝が金曜日のデーゲームだったので
少々間が空いたから、間が抜けてしまうが
やはり一筆したためておかないと気が済まない。
星野ジャパンにうらみつらみはないけれど、
今後のためにも采配ミス等は指摘しておきたい。

けっして負けたから言うのではないが
まず初めに五輪の監督に就任した際、
任命した大野コーチはともかく、
田淵・山本の両御大には唖然とした。
これはないですね。
法大卒のお二人が云々ということではなく、
仲良し三人組が徒党を組んでは
物見遊山と揶揄されても
反論できないのでは、と思ったわけだ。

彼らのコーチとしての力量を買ったのであれば、
自分がタイガースを率いたときに
なぜ招聘しなかったのだろう。
厳しい言い方をすれば、
公的任務として引き受けた五輪チームの監督を
私物化したと言われても仕方がない。

相手チームの実力も明らかに読み違えている。
最初からナメてかかっているのだ。
サッカーにはなかなかない番狂わせが
野球にはしょっちゅうある。
と言うか、野球とはそういうスポーツで
シーズンを通して争うペナント向きだが
短期決戦では実力が素直に現れない競技なのだ。
だからこそトーナメントは難しい。

今回、絶対に勝たなければならないゲームは2試合。
準決勝と決勝だけである。
日本は準決勝で敗退したから、実質1試合だけだった。
3位決定戦は消化ゲームである。
監督自身も「金」以外は興味がないと断言しているし。
その大事な試合にダルビッシュも
和田も1球も投げていない。
日本最高の投手が二人とも、
ここぞという試合に出場していないのだ。
これ以上の愚策はない。

あそこは2−1と追い上げられた時点で
迷わずダルビッシュだろう。
準決勝で勝たなければ、決勝はないのだから。
百歩譲って藤川は致し方なしとしよう。
成瀬も我慢しましょう。
だけど岩瀬は絶対にないでしょう。
ブルペンで成瀬と並び、
投球練習をする岩瀬を見て、わが目を疑った。
悪い冗談だと思った。
韓国にもアメリカにも滅多打ちにされた投手をなぜ使う。

イ・スンヨプを迎えて自らマウンドに向かった監督は
「お前に任せた」と励ましたらしいが、あれは違うね。
たとえ口ではそう言っていても
あれは「お前に任せた」のではなく、
「天に祈った」のですよ。

遅ればせながら「食べる歓び」。
この日は11時半のプレイボールにつき、
ランチをTVの前のテーブルに用意しました。
 トースト&バター1枚 セロリスティック2本
 サガミハムのウインナー3本 リヨン風ポテト
 スーパードライ500ml1缶

でも試合後はヤケ酒となり、
そのままいろいろ飲んじゃいましたとサ。

 
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2008年8月26日(火)

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