「一歩一歩、おいしさを探して」
J.C.オカザワの脚で綴ったダイアリー

第607回
昼下がりの江戸前鮨

香港の週刊誌に
Weekly Weekendという雑誌があるのだが
先日「庶ミンシュラン」にまつわる取材の依頼があった。
日本語のできる担当記者と女性カメラマンが来日して
彼らのインタビューを受けることになった。

記者さんの言うことには
「庶ミンシュラン」に掲載されているレストランで
食事をしながら取材したいとのこと。
はたと考えて、客の立て込むピーク時は
なるべく避けねばならないし、
多少、融通の利くところということで
浅草の「鮨よしだ」にお願いした。

午後1時過ぎ。
親方の真ん前で食事兼取材が始まった。
いろいろな質問に答えながら、
ビールのグラス片手に、
夜の献立と同じものを次々に平らげてゆく。

今回は逸品の数々を筆ではなく、
写真でご覧いただきたい。

宮城産小岩がき photo by J.C.Okazawa

毛蟹とそのミソ photo by J.C.Okazawa

戻りがつおをニンニクで photo by J.C.Okazawa

厚切り鯨ベーコン photo by J.C.Okazawa

車海老にぎり photo by J.C.Okazawa

赤身づけにぎり photo by J.C.Okazawa

ばふん海胆にぎり photo by J.C.Okazawa

男一匹鮨大将 photo by J.C.Okazawa

どうです?
いずれも垂涎を誘うものばかりでしょう?

インタビューが終わって雑談の時間。
訊けば、お二人は5日ほどの滞日期間に
10軒ほどの店を食べ歩くのだという。
それもすべて「庶ミンシュラン」の掲載店を。

「ミシュラン東京」が発売されたときに
Weekly Weekend でも特集を組んで
それなりに好評だったが、やはり一部には
掲載店が高過ぎるという批判が強かったそうだ。
そこで目をつけてくれたのが
「庶ミンシュラン」なのだった。
香港ではいろいろと宣伝してくれているようで
これには心から、多謝。


【本日の店舗紹介】
「鮨よしだ」
 東京都台東区浅草2-1-14
 03-3845-7557

 
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2008年10月29日(水)

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