「一歩一歩、おいしさを探して」
J.C.オカザワの脚で綴ったダイアリー

第613回
むすびの一番

この日曜に大相撲九州場所が開幕する。
外国人、と言っても強いのはみな、
モンゴル出身者になってしまったけれど、
大麻事件のあとは八百長問題が
取り沙汰されて、桟敷席は何かとかまびすしい。
とんでもない録音テープが出てきたりして
さしもの角界も知らぬ存ぜぬでシラを切り通すのは
困難なところまで追い込まれたようだ。

本日のサブタイトル「むすびの一番」は
大相撲の結びの一番に非ず。
おむすびの具で一番おいしいのは何か?
この問題をクローズアップしてみたい。
人それぞれの嗜好に左右されるものだから
結論を求めても意味をなさないのだが
「それを言っちゃあ、おしまいヨ」。

J.C.のおむすびの具、気に入りベスト5はこんな感じだ。

(1)たらこ
     ・・・チョイ焼きが望ましく、生は避ける。
(2)すじこ
     ・・・ごはんの温かいうち限定。
       作り置きは不可。
(3)梅干し
     ・・・俗に言うカリカリ梅をきざみ、
        ごはんにまぶす。
(4)塩じゃけ
     ・・・塩気・脂ッ気の強い腹身を皮ごと。
(5)ちりめん山椒
     ・・・これもごはんにまぶす。
        この具に限り、海苔不要。

10月25日付け日経プラスワンに面白い記事を見つけた。
「日経生活モニター会議」のコラムに
「わが家ではこんな味も」と題して
ユニークなおむすびの具が紹介されていたのだ。
ここに引用させていただく。

魚類
 さばの味噌煮の缶詰
 ほぐし明太子にマヨネーズ・胡麻油・柚子胡椒
 鯵の干物に白胡麻とみじん切りの大葉

肉類
 鳥の唐揚げ・シューマイ・とんかつ・
 ウインナーなどをきざんで

その他
 ニンニクと味噌のバター炒め
 味噌・長ねぎ・胡麻油・七味・日本酒でねぎ味噌を
 きゅうりの漬物やキムチ

と、こんな塩梅だが赤字はJ.C.が
「オエ〜ッ」っと、きてしまうモノ。
さばの味噌煮は相当に生臭くなるだろうし、
きゅうり漬物は水が出る。
キムチは周りに迷惑をかけそうだ。

そのほかにもいろいろなご意見があった。
50代男性の「梅干しと塩昆布。オーソドックスが一番」。
おっしゃる通りだと思う。
40代女性の「カルシウム不足を補うため、
おかかとチーズを醤油で和える」。これもうなずける。

びっくりしたのは30代女性の失敗談で
「好物だからと納豆入りを弁当にして
会社に持って行ったら、匂いで周囲に迷惑をかけた」
当たり前だっての。
世の中にはとんでもない人がいるものだ。

※「下町を食べる会」の参加者追加募集を行います。
詳しくはこちらのブログをご覧下さい。

 
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2008年11月6日(木)

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