「一歩一歩、おいしさを探して」
J.C.オカザワの脚で綴ったダイアリー

第619回
阿波尾鶏のもつのすき焼き
=男の手抜き料理シリーズ第7回=

昨日に引き続き、徳島産阿波尾鶏を使用した
男の手抜き料理を紹介したい。
もうお気づきの方も多々おられようが
この地鶏のネーミングは阿波踊りに懸けられている。
日本で生産される地鶏の中では
マーケットシェア・出荷数ともにトップを誇る人気者だ。
ちなみに日本三大地鶏は
比内鶏(秋田)・名古屋コーチン(愛知)・
薩摩地鶏(鹿児島)である。

亀戸駅前のサンストリート内のスーパーで
買い求めたのは昨日の鳥わさに使ったささみ肉と
今日のすき焼きに使用するもつ。
値段は300円ほどだったかな。
200グラムほど入ったパックを開けると
レバーにハツが連結した塊りが6個ほど出てきた。
見るからに新鮮なもつどもで
出来上がりの美味を即座に確信した次第。
それでは、アラ・キュイジーヌ。


(1)まずは下処理。
   レバーを食べやすい大きさに切り、
   そのときに顔を出す血の塊りを取り除く。
   ハツは真ん中に包丁を入れ、
   これまた血の塊りを除く。
   レバーはそうでもないが
   阿波尾鶏のハツはほかの鶏と比べ、
   かなり血の塊りが多い。

(2)洗ったもつをザルに上げ、
   沸騰した熱湯で霜降りにする。
   水を切り、水分を拭って皿に盛り付ける。

(3)ほかに用意する材料
   A. 木綿豆腐・長ねぎ
   B. にんにく・醤油・砂糖・日本酒・水
   C. 生玉子
   好みで白滝・しいたけ・春菊
   J.C.は鳥わさに使った切り三つ葉の残りも使用

(4)すき焼き鍋にBを投じて点火。
   煮立ったらもつを少しずつ投入。
   Aも適宜煮てゆく。
   食材が煮えたら溶き玉子にくぐらせて食する。
   もつには粉山椒・七味唐辛子を振り掛けてもよい。


甘辛のサジ加減は人それぞれに千差万別。
調味料の分量は自分の好みに合わせて適当でよい。
にんにくが嫌いな人は外して構わぬが
J.C.はあったほうが好きで
厚めのスライスをバカスカ入れてしまう。
鍋の底に残ったにんにくを
ごはんに乗せて食べると最高なのだ。
牛肉のすき焼きはもちろんのこと、
ポークだろうがチキンだろうが
カレーにもにんにくを投入するのがJ.C.流であります。

もつすき焼きの締めは二通りあり、うどんorごはん。
オススメはもつの親子丼で
残ったもつを玉子でとじ、山椒を振り掛ける。
もちろん長ねぎや豆腐が混入しても構わない。
大量の玉子を必要としないので
目の前に残っている溶き玉子を流用するのが賢い。

 
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2008年11月14日(金)

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